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晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

零余子収穫

2018-10-23 06:20:15 | じねんじょ
今日から二十四節気の「霜降(そうこう)」です。
更に細分した七十二候では、
霜始降花(しもはじめてふる)と言われ、
山里に霜が降り始める頃で東北や長野がこの時期でないでしょうか。

名古屋の初霜は一ヶ月後くらいかな。
草木や作物を枯らす霜を警戒する時期として、
先人たちの季節を読む知恵でしょうね。

早枯れし出した山中の自然薯のムカゴを収穫しました。
枯葉が落ちすぎて作業の邪魔になるためです。
先ず棒で蔓葉をたたいたり揺すってムカゴを落とします。


あらかじめ敷いていたブルーネットにムカゴを落とし、
一ヵ所にまとめます。
ここで大雑把に枯葉と通しで小粒なのを捨てます。




家に持ち帰りここからが一仕事で、
ゴミや虫食いなどを取り除く根気作業です。
一粒1gとして30kgあったら3万粒の検品ですね。
皆さんの口に入るものですから半端なことはできません。


傷みやすいため小分けにして鮮度保持剤を入れてシールします。
使うのは自然薯を掘る一ヶ月後からです。
こんな作業が当分続きます。


< 零余子とて一粒づつ検品せり >
コメント (2)
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