晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

春雨じゃ、濡れてまいろう

2021-04-17 06:09:57 | 季節のたより
昨日は降ったりやんだりの雨だったが、
今日は一日中しっかりと降るとの予報です。
雨に煙る朝の入鹿池です。
尾張富士の雄姿は確認できません。


春の雨と言えば記憶のどっかにあった
『春雨じゃ、濡れてまいろう…』 
の台詞が思い浮かんだ。

新国劇の「月形半平太 」が言った有名な言葉です。
こんな時直ぐに調べれるのはネット情報です。

月形半平太のモデルは、

坂本竜馬の僚友&同郷の武智半平太だと云われています。

彼は京で勤皇活動をしてた時期があり、

勤皇の志士達は結構京都先斗町などで浮名を流してました。

で半平太は馴染みの芸子とほろ酔い気分の良い夜で、

春雨くらいの雨なら濡れるのも酔った身には気持ちがよい。

又お気に入りの彼女連れなら風情がある、

と洒落こんだものでしょう。


風情ある春雨ですが、
時として狂暴化するのが春の嵐です。
春の嵐はメイストームと呼ばれ、
温帯低気圧の急速な発達により大風が吹く現象です。

どうせなら今日の春雨は、
『春雨じゃ、濡れてまいろう…』
で願いたいものです。

< 春雨に若き日あれこれ思い馳す >



コメント
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