青空が広がって暑いくらいだった昨日は楽田の共同研修畑で、
自然薯づくりの共同作業日でした。
一人作業なら2~3週間かかってやることを、
半日余でやってしまうものだから数は力です。
行ったのは、
1.栽培容器づくり
2.昨年使った用品の消毒
3.栽培容器へ土入れ
4.畑に容器を埋め込む溝づくり
5.栽培容器の埋め込み
皆さんの頑張りで約400個を昼食を挟んで午後2時までに終えることが出来ました。
この日作業に集まったのは総勢22名です。
内会員ではないサポーターとサポータープラスの人が14名です。
実に2/3の方が作業応援に参加していただいたということ。
もう共同作業は彼ら彼女らの応援なしに成り立たなくなりました。
これを私は「人クラウドファンディング 」と呼んでいます。
クラウドファンディングは広く募集して何かしらのお礼を伴う資金応援制度です。
片や私たちがやっているのは、
この地方限定で募集して年間を通して作業応援をしていただきます。
勿論一定日数を超えれば収穫した自然薯のお土産を進呈します。
ここまではクラウドファンディングと似ています。
しかしプラスアルファが凄い。
5日間以上と銘打っているがほとんどの方は、
3倍以上の日数を自発的に参加していただいている。
さらにこの中から来年以降の新規栽培者がいっぱい生まれています。
中でもサポータープラスの方は、
自分が栽培する訳でもないのに年会費5000円を払ってまでして、
作業応援していただいている。
新しい生きがいづくりの場が生まれつつあるのでしょうか。
それに女性が少しづつ増えているのも新しい動きです。
私が部会に関わった15年の内13年は全くの男世界でした。
汗をかいたり服が汚れる労働が多いのに、
彼女らの積極的に動く姿は作業に活気を生んでいます。
種イモを栽培する専用ハウスを増設するために、
その資金を生み出す共同研修畑でのじねんじょ栽培が、
思わぬ副産物を生み出しています。
< 春空に農のつわもの薯づくり >