晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

君まだいたの?

2021-04-20 06:08:56 | 山野草鳥獣花
今日4月20日は二十四節気の一つ『穀雨(こくう)』です。
穀雨は春雨が降って百穀を潤す頃という意味があります。
穀雨の頃には南から水蒸気を多く含んだ空気が流れ込むようになり、
低気圧が通過するときにはまとまった雨が降るため、
田畑を潤して農作物の新芽を盛んに成長させます。 

今週は晴れが続くとの予報で穀雨とはいかなそうですが、
先週末が正に穀雨の前触れでしたね。

野鳥も冬鳥がいなくなり夏鳥がやってきて、
ほとんど入れ替わりました。
ところが暫く見なかったので、
てっきり北へ帰ったと思っていた鶫(ツグミ)を発見です。

しきりに何かを見つめています。
何かあってシベリアへ帰れなくなったのか、
それとも入鹿の里が居心地よくて帰る気にならなかったのか。
かっては渡り鳥であった鵯(ヒヨドリ)が日本に定住してしまったように、
野鳥の世界にも何か異変が起きているのかも。

今度は反対側の空を見上げています。
そっちがシベリア方面だよ。
生まれ育った数千キロの彼方の地を望郷の想いで眺めているのだろうか。

今日は5月中下旬の暖かさで暑いくらいになるとか。
楽田の研修畑でじねんじょの共同作業の日です。
今日は作業量が多いため一日仕事になるかもしれません。

< 入鹿野に声鶫帰らぬ訳言わず >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする