晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

働き者

2021-04-25 06:08:31 | 山野草鳥獣花
3月末に早々と南の国からやってきたツバメ君。
その時は一羽だけしか見かけなかったが、
今は何羽も大空をスイスイと飛んでいます。

でも彼らは「燕返し」の見本を見せているだけじゃない。
今は忙しいんです。
畑に湿地状になった雨溜まりがあるところへ、
二羽が何回も降り立っています。

当初は水飲みに来ているかと思ったが、
観察しているとそうじゃなかった。
湿った小枝や茎クズを啄んでは飛び立っています。

そう巣作りに忙しいんだ。
我が家の軒下には来ていないから近所の軒下で、
塒づくりしているのだろう。

この光景は不思議と午前中でピタリと止まる。
午後は何をしているのだろう。
餌さがしなのかな。

ネットで調べたら「泥と枯草を唾液で固めて巣を造る 」とあった。
と言うことは煩瑣に啄んでいたのは泥だったのかな。

更にネット読みしていてこんな発見も。
「若い燕」と言う言葉です。
年上の女性の愛人になっている若い男という意味は何となく知っていたが、
これは女性解放の運動家である「平塚らいてう」の人生に由来しているということ。

当時付き合っていて後に夫となる5歳年下の画家である奥村博史が、
平塚らいてうに送った手紙の中で、
年下の自分自身を「若い燕」と書いたところからという。

近頃はこんな言い回ししなくなったが、
言葉の由来をツバメ君から一つ頂きました。

< つばくろの壁塗りの名手や如何に >
コメント
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