晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

永眠

2009-08-11 07:13:50 | 人生


 愛犬ビートが15年の犬生を終えました。前日立ち上がることも食事もとれなく、水を飲ませてなめる程度の前日の最後の姿です。
昨日昼ころキャンプ場にて妻からの訃報を電話で受けました。

 思えば私が40代マラソンに熱中していたころ山中を駆け巡るトレーニングの相手をしてくれました。
ビーグル犬はもともとウサギの狩猟用にイギリスで開発されたと聞きます。
どこまでも疲れをしらない若きビートは思いっきり野山をかけていました。
多少気が荒く私ですら噛まれたことがあり、くさりが外れた時は家族で必死にさがしたものです。

 他人が来れば吠えてくれるので番犬としても申し分なかったのですが、晩年はそれもなくなり散歩にでかけても糞をしたらUターンしたり四足なのにこけたりして足腰の衰弱が目立っていました。

 家族としては最後まで精一杯の情をそそいだつもりですが、彼の気持ちは知る由もありません。
今日線香をあげて供養してから火葬場に運びます。
妻はもう新しい犬は飼わないといっています。
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