晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

うとうと頭に聞こえてきたこと

2012-01-26 08:42:37 | 人生
身も心も底冷えと言える毎日です
雪国の方には申し訳ないが幸いに今のところ雪の被害はない
毎日雪下ろしにエネルギーの大半を使わざるをえない苦労に頭が下がります

現代は昔と違って移動の自由があってどこに住むかは本人の選択です
経済が活発になれば都市部の工場におのずと人が吸い寄せられ
反面地方は若者が減少し衰退の危機がささやかれている

しかし50年前に始まったこの流れは政治・経済の混迷で
いわば「はしご」をはずされた状態で行き先不明のミステリーツアーと言っていいでしょう

今朝の4時台のラジオ深夜便で東北で生きる被災者によりそう
民族研究家の結城さんのことばが心にひびきます

都市も農村も漁村もそこに暮らす人たちはそれぞれ懸命に生きているが
人なみ以上に災難を背負いながら復活をめざす東北の人への敬意と励ましが胸をうちます

こういう姿を見聞きするとやはり大きく方向転換をはからないと日本の未来は開けないなと感じます
効率第一の経済至上主義でなく地方や弱者にやさしい国にして欲しいと思うのは私だけでしょうか


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奇形(岐根)

2012-01-25 08:01:30 | じねんじょ
同一畑で最後まで残っていた24本を掘り上げました
ところが連続して半分以上が掘っても掘っても奇形ばかり



50cmくらいまでは普通に伸びて突然こぶし状に分岐し成長も止まっている
勢いあまって通常では破れないダクトまで突き抜けているのまであります
重量は400~500gあって決して成長不良でありません

以前農業試験場の教官から1本薯の根元を切らずにそのまま定植すると
途中で岐根化する可能性があるとも言われ
以降は1本薯のすべては5cmくらいカットして発芽させている

定植した記録したノートを調べてみたがこの畝は
切り薯41個、1本薯19個とのデータしか残っていなくて
どちらの種薯を使用したか定かでない

言える事は最新の種薯でなく前シーズンのムカゴを1本薯にしたり
成薯を切り薯にしたものであることは間違いがない
極力新しい種薯を使うにこしたことはないと言うことでしょう


お問合せの多いジネンジョの在庫状況です

ファミリー用(2,500円/kg) 在庫あります
贈答用(3,000円/kg) 在庫ありません
冷凍すりおろし(3,000円/kg) 在庫あります
ムカゴ(200円/200g) 在庫ありません

ご注文は自然薯菜園入鹿のHPへ(左下のブックマークから入れます)

割引価格でご提供中です(表示の価格です)

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ゴミ拾い

2012-01-24 08:45:10 | 野菜・果樹づくり
先日は川側の土手が崩れた田んぼの荒起しをなんとかしたが
もう一つはもっとひどい
堤防道路は流され田んぼ全体が池状態となったところです
道路は仮に砂利を入れて通行できるが田んぼに土砂と流木が入り始末できないでいる



やっと復旧工事が始まるというので田んぼのゴミ拾いにでかけました
手では運びきれないので一輪車を持ち込んでの作業です
何杯も運び出すのだが流入した土砂の下にあるのは隠れていて探せない

降った雨の出口が無くなって水溜り状態では直ぐに起耕できないが
水溜りが少なくなったらやろうと、とりあえず土壌改良剤を散布しました



リン酸とケイ酸とカルシウムをミックスさせたようりんケイカルが私の定番です
背負いながら重力で適量を散布できるこの器具のお世話になっています

河床を低くしないと現状復旧しても3年連続の被害に必ずあいます
昔はしっかりした堤防などなかったのにこんな連続して被害にあうことは無かった

自然の生態系を侵食しつづける人間への「山ノ神」のおしおきに他ならないのだが
この景色をみると、どうすることもできない無力感だけが漂います
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棚づくり

2012-01-23 07:44:49 | 野菜・果樹づくり
キウイの木は伸びるほどしなやかさを持つがゆえ自立できなくなります
亡き父が植え実をつけ毎年ビタミンCを補給してくれる貴重な果物です

腐りにくいクリの木で棚がつくってあったが時間には勝てず
土中部分が腐り傾き強風で半壊状態でした



まず剪定をして身を軽くし使えそうな柱は再用しながら再建です
主要なところは肉厚の単管パイプを使い足りない分は
ジネンジョ栽培で使うパイプで格子状に棚をつくりました

昨年は2本ある木のうち花は両方についたものの
実がついたのが片方だけであったので
ならなかった木の近くに雄木を植えてみようと思います

ウメの木の剪定も徐々に進めているが
1月は大した仕事もないので寒かったりすると
つい後回しにしてしまいます

先週は雨が降ったものの比較的暖かかったが
今週は一転冷え込みがきつくなる模様です
1月の諸行事もようやく終わったのでエンジンに点火しなければ・・・

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再会

2012-01-22 08:27:28 | 人生
年を重ねるごとに人なつこくなるのは何故だろう
30代40代では頭の片隅にあってもその気にならなかったクラス会

青春時代まさに登ることしか頭になかったが
人生の下山の真っ最中の今、もう一度あの頃の景色がみたくて人は集うのでしょう

3年2組のクラス会は再開して3年目、15人の参加であったが新たに3人が増え
50数人の仲間のうちこの3回で半分くらいの人が来てくれたことになる
ただ1割の人と5歳年上の恩師が亡くなっており永遠に再会できない



2時間余で宴会場を出されたが喫茶室で同じくらい歓談し話はつきない

既に亡くなった私の義理の叔母さんが同級生の義理のお姉さんだった話など
ここで再会しなければ分からなかったこと

住所録を見ると愛知と岐阜に集中している
卒業後も地元で就職し結婚し生活してきた証です
結果として東海地方は住みやすい土地柄なのだろうか

それにしても45年間の時空を超えているにもかかわらず
人の性格は当時のまま
学生時代には人格が形成されているということでしょう

1年後の再会を期して雨の中家路につきました
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