晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

働き者

2021-04-25 06:08:31 | 山野草鳥獣花
3月末に早々と南の国からやってきたツバメ君。
その時は一羽だけしか見かけなかったが、
今は何羽も大空をスイスイと飛んでいます。

でも彼らは「燕返し」の見本を見せているだけじゃない。
今は忙しいんです。
畑に湿地状になった雨溜まりがあるところへ、
二羽が何回も降り立っています。

当初は水飲みに来ているかと思ったが、
観察しているとそうじゃなかった。
湿った小枝や茎クズを啄んでは飛び立っています。

そう巣作りに忙しいんだ。
我が家の軒下には来ていないから近所の軒下で、
塒づくりしているのだろう。

この光景は不思議と午前中でピタリと止まる。
午後は何をしているのだろう。
餌さがしなのかな。

ネットで調べたら「泥と枯草を唾液で固めて巣を造る 」とあった。
と言うことは煩瑣に啄んでいたのは泥だったのかな。

更にネット読みしていてこんな発見も。
「若い燕」と言う言葉です。
年上の女性の愛人になっている若い男という意味は何となく知っていたが、
これは女性解放の運動家である「平塚らいてう」の人生に由来しているということ。

当時付き合っていて後に夫となる5歳年下の画家である奥村博史が、
平塚らいてうに送った手紙の中で、
年下の自分自身を「若い燕」と書いたところからという。

近頃はこんな言い回ししなくなったが、
言葉の由来をツバメ君から一つ頂きました。

< つばくろの壁塗りの名手や如何に >
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徐々に定植

2021-04-24 06:19:55 | 野菜・果樹づくり
暖かくなり遅霜の心配はもうないだろうと、
昨日は自分で育てた葉物野菜の苗を定植しました。

これはハクサイです。
夏はほとんど食べないため数株のみ。
昨年使った種の残りから育てました。


こちらはキャベツです。
発芽したのを全て育てたら30株近くなってしまった。
何とかなるでしょう。

三つめはレタスです。
これもいっぱい作りました。

幅広畝に千鳥で植えたが蝶や虫たちが大好きな葉物なので、
防虫ネットをトンネルで囲いました。

スイートコーンとキュウリも種から育てているので、
こちらは来週以降植え付けます。
更に夏野菜の本命であるナス・トマト・スイカ・ピーマンなどは、
少量栽培のため接ぎ木苗を来週早々にでも買ってきて定植しようと思う。

< 春爛漫苗林立しいざ出陣 >
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マスクプレー

2021-04-23 06:11:09 | 人生
昨日は優に夏日を超えていたのでないか。
岐阜の山へ分け入り少しは涼しいかと思ったが、
愛知の暑さとさほど変わらなかった。

半年ぶりのゴルフでした。
しかしコロナ禍のゴルフは何かと辛い。
終始のマスクを通しました。

20年前はマラソン大好き男で鳴らしたのに、
このところはウオーキングすらしないだらしな男に成り下がって、
ちょっとした坂でも息が切れ足が怠い。

それでも久しぶりに精神的リフレッシュできました。
芝が広がり山々の緑の絨毯は心休まります。
そして今年初めて万歩超えです。

今日から再び慎ましくコツコツと生きていきます。

< 緑の絨毯マスク越しリフレッシュ >
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初筍

2021-04-22 05:56:28 | 季節のたより
夏日どころか真夏日になったところがあるとのこと、
季節がどんどん早く動いています。
新型コロナの第4波は全国どこでも右肩上がりを続けており、
世はゴールデンウイークどころでない様相です。

山では山フジが満開でした。

これも早々と咲いた感じです。

昨日山へ入った目的はフジでなく初筍でした。
自家の竹林はそんなに広くないが正直猪との格闘に疲れ、
10m四方だけを電柵で囲い残りは食べていいよの状態です。

そこも最近は囲ってあるだけで電気は流していない。
だから時々猪に入られているみたい。
手入れしていない竹林のため陽が当たらずうっそうとしており、
いつも出るのは4月下旬からです。

狭いエリアなので探すのは簡単です。
ありました!


辛うじて3本ゲットです。
爺婆が食べる分にはこれで十分だ。
今夜あたり胃袋に入るかな。

< フジに筍恵み頂く里便り >
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人クラウドファンディング

2021-04-21 06:07:48 | じねんじょ
青空が広がって暑いくらいだった昨日は楽田の共同研修畑で、
自然薯づくりの共同作業日でした。
一人作業なら2~3週間かかってやることを、
半日余でやってしまうものだから数は力です。


行ったのは、
1.栽培容器づくり
2.昨年使った用品の消毒
3.栽培容器へ土入れ
4.畑に容器を埋め込む溝づくり
5.栽培容器の埋め込み
皆さんの頑張りで約400個を昼食を挟んで午後2時までに終えることが出来ました。

この日作業に集まったのは総勢22名です。
内会員ではないサポーターとサポータープラスの人が14名です。
実に2/3の方が作業応援に参加していただいたということ。
もう共同作業は彼ら彼女らの応援なしに成り立たなくなりました。

これを私は「人クラウドファンディング 」と呼んでいます。
クラウドファンディングは広く募集して何かしらのお礼を伴う資金応援制度です。
片や私たちがやっているのは、
この地方限定で募集して年間を通して作業応援をしていただきます。
勿論一定日数を超えれば収穫した自然薯のお土産を進呈します。
ここまではクラウドファンディングと似ています。

しかしプラスアルファが凄い。
5日間以上と銘打っているがほとんどの方は、
3倍以上の日数を自発的に参加していただいている。
さらにこの中から来年以降の新規栽培者がいっぱい生まれています。

中でもサポータープラスの方は、
自分が栽培する訳でもないのに年会費5000円を払ってまでして、
作業応援していただいている。
新しい生きがいづくりの場が生まれつつあるのでしょうか。

それに女性が少しづつ増えているのも新しい動きです。
私が部会に関わった15年の内13年は全くの男世界でした。
汗をかいたり服が汚れる労働が多いのに、
彼女らの積極的に動く姿は作業に活気を生んでいます。

種イモを栽培する専用ハウスを増設するために、
その資金を生み出す共同研修畑でのじねんじょ栽培が、
思わぬ副産物を生み出しています。

< 春空に農のつわもの薯づくり >
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