晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

菜種梅雨に

2023-03-26 06:14:12 | 人生
今日からは七十二候の一つ『桜始開(さくらはじめてひらく)』です。
桜始開とは全国各地から桜の開花の便りがが届く頃のこと。
しかし近年桜の開花は平年より1週間以上早くなっており、
今年は最も早いとのことで犬山城も今日あたりが満開らしい。
しかし昨日今日は菜種梅雨と呼ばれる雨で、
折角の日曜日なのに花見にはちょっと辛いかな。

雨では外仕事が出来ないが、
昨日は注文していた物が届いてそちらに熱中でした。
それは固定電話用の電話機です。

昨年の秋ぐらいから電話がかかって来ても、
片通話になることが多く何が原因かいぶかっていた。
相手の不具合にしては不特定多数で発生している。
やっぱり原因は我が家だろうとの結論に至った。

友人知人との通話はスマホが主流になったが、
自然薯のHPに載せてある連絡先が固定電話にしてあるため、
年間数十件の利用があり欠かせない電話機です。

そこで購入したのが単体でコードレスの電話機です。

今までは親機とコードレス子機が2台あったが、
老人の3人住まいなので持ち運べれば1台で十分です。
検討したのは詐欺電話等の防止機能の使い勝手で、
パナソニック製のこの機種にしました。
3年前の発売物で9,000円だったが、
ポイントを使って3,500円でした。

この電話にかかって来そうな近所の人や、
親戚などを精査して電話帳に入れたら、
それでも50件近くになってしまった。
雨の日にはちょうどいい作業でした。

写真右が従来の親機です。
15年間働いてくれました。
ご苦労様でした。

< ちと早いよ桜散らす菜種梅雨 >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

300株追加

2023-03-25 06:11:16 | じねんじょ
先日じねんじょの種イモの500株分を芽出し畑へ植えたが、
昨日の午前中は残りの種イモづくりをした。
保存していた種イモを50g~70gに調整し、
病気予防薬のベンレートT水溶液に浸漬させた後、
カット面をジャガイモ保護剤を塗って、
300株分を仕上げました。

そもそも現在自然薯用で耕作している畑は、
800株分くらいしかなくてこれぐらいが今のマックスか。
それに売り切るという点からも、
歳からいえばこのくらいが妥当な栽培数でしょう。
畑へは来週天気が良くなってから置いて芽出しを行います。

昨日は午後から部会の網室へ出かけ、
気になっていた草刈りを行った。

まだ3月だと言うのに雑草は逞しいね。
駐車場のいたるところに高さ30cmくらいで伸びている。
来週今年度最後の共同作業を予定しているためです。
今年ももう一つの戦いが始まります。

< 春来たり農の番外戦草刈り >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休眠明けず

2023-03-24 06:09:17 | 野菜・果樹づくり
3月21日からは七十二候の一つ『雀始巣(すずめはじめてすくう)』でした。
雀始巣とは雀が巣を作り始める頃のこと。
つがいで行動する雀の姿が目につくようになります。
俳句・民話・童謡にも用いられ、
日本人にとって古くから身近な存在である雀ですが、
最近はかってのように見かけなくなりました。
貴重な野鳥になっていくのでしょうか。
 
このところハウスで何度も確認するのはブドウの発芽状況です。
ブドウの苗木の冬姿は枯れ枝そのものです。
これだけ暖かくなれば枝の節々に芽が出ていいようなもの。
12月に植えた2本とも全く変化ない。

もう待てないと改めて2本の苗を買ってきました。

こちらは蕾の兆候があります。


ブドウ栽培のために中古の骨材を集めてハウスを建てたのだから、
ブドウが主役であってもらわねばならないのです。

前のはハウスの端側に植えたが、
よく考えたら栽培はT型がいいとのことで、
今回はハウスの中心に植えてみました。
今度はしっかり育って欲しいね。

< 春来たれど休眠明けず葡萄苗 >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

500株芽出し

2023-03-23 06:15:42 | じねんじょ
思いがけず昨日は晴れてくれてどうしても農作業をしなくてならず、
WBC観戦は始まりと終わりしか見れなかった。
その終わりで一番いいところを見れて感動・感謝ですね。
最終対決で日米キャップテン格である大谷が、
トラウトを三振に打ち取った瞬間には痺れた。
日本の野球の強さと先進性が証明された一瞬でした。

どうしてもとの農作業はじねんじょの芽出しです。
先行して500株の種イモの消毒処理をしていて、
今日から暫く雨模様のため、
晴れてくれた昨日やるしかなかった。

畝は二畝分作ってありました。
500株なら一畝でいけるか微妙なところで、
足りなければ次の畝を使います。
先ずはもみ殻燻炭を畝にIcm厚で敷きます。

この上に真砂土を1cm厚で敷きます。

種イモの芽が出るであろう首部を、
交互に数cm間隔で置いていきます。
これは発根した根が絡むのを避けるためです。

丁度14mの一畝で足りました。
置き終わったら真砂土を薯が見えないくらいに被せます。

次にもう一度もみ殻燻炭を1cm厚で被せます。
もみ殻燻炭を使うのは大雨になっても加湿にならないためです。
最後に不織布をかけて発芽を自然の力に任せます。

不織布は保温ともみ殻燻炭の飛散防止がメインだが、
ここは野良ネコの進入防止にも一役買ってくれます。
発芽してきたらトンネル状にしてあげます。
隣の空き畝は後200~300株近日中に置く予定です。

芽出し方法は各種あり、
基本25℃を保持できる環境なら砂などを使って自宅でも出来ます。
ただこのやり方は水分管理が難しく、
大切な種イモを腐らせてしまった苦い経験があります。
時間はかかるが確実に発芽する今の方法に辿り着きました。

< 春来て大地に任せる薯芽出し >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢とろろ生みの親

2023-03-22 06:19:50 | じねんじょ
昨日のWBCも痺れましたね。
最後は村神様が魅せてくれました。
もう一日日本中を楽しませてくれる侍ジャパンに乾杯です。

その歓喜の試合を見ることが出来ず、
知ったのは行事が終わった昼に、
スマホのネットニュースを見てのことでした。

行事は隣市の江南スイトピアで自然薯講習会でした。

この会は部会員として栽培しながら飲食店を経営し、
広く自然薯商品を普及している林さんが主催したもの。
だから集まったのは生産者から飲食店の経営者まで多彩です。

生産者として最も関心があったのは、
自分たちが当たり前に作っている「夢とろろ」を開発した、
飯田先生の話を聞くことでした。

平成16年に品種登録された稲武2号(商品名:夢とろろ)は、
先生が愛知県農業総合試験場に在職していた時に、
野のムカゴをかけ合わせて原核から作り出したじねんじょです。
本も出版されている。


年代でいけば現在もJA在職と言うことで私よりお若い。
豊田市から駆け付けていただいた。

病気に強く栽培しやすく、
2本で1kgの贈答用に相応しい大きさになるように開発したとのこと。
正にその通りに私たちは生産し販売しています。

この日は他の部会員も多数参加してくれ、
じねんじょの本質に少し近づけたのかな。
講演の前に少しだけ先生と話させていただきました。

< 夢とろろ生みの親話興味津々 >
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする