キムチ鍋にカキを入れるのって普通ですよね?
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勉強室に漫画「JIN」が置いてあったので、
何気なく手に取ってみたら読みふけってしまいました。
ドラマもヒットしただけあって面白いですね。
これまでにもいくつか医療ネタの漫画を読みましたが、
共通するパターンがあることに気がつきました。
例えば、緊張性気胸が必ず出てくること。
メジャーな致死的救急疾患の一つだから、よく出てくることに違和感はないけれど
・・・ボールペン、重宝されすぎじゃね?
あと焼酎も 笑
患者の胸にボールペンを突き刺す絵をどうしてそんなに欲しがるんだ・・
(漫画の医龍はエロ路線だった気がしないでもない)
あと、船の上での手術っていうのもよくありますよね。
揺れて手元が狂う危険があるのはもちろん、
十分な器具が揃っていなかったり、応援を呼んだりすることもできないという悪条件。
極限状態でドラマチックであるのは間違いないけど、そろそろ使い古し感があるような。
手術中は大丈夫なのに、終わってから執刀医が船酔いに苦しむのもお約束ですよね(笑
シナリオ的にも同じような構図がしばしば見られます。
例えば、最初は敵対視していた人(及びその関係者)に治療を施して仲良くなるパターン。
まぁこれはこの手の漫画においては必要不可欠な要素かな?
でもなんといっても最も突っ込むべきところは主人公の医者の万能人的能力。
ブラックジャックに始まり、すべての漫画の主人公は例外なくスーパーマン。
どんな臓器でも手術できちゃう点はまだ可能性があるにしても、
江戸時代でペニシリン合成に成功して敗血症まで治してしまうっていうのはさすがに…。
僕には到底そんな能力はないので、
仮に江戸時代にタイムスリップしても、もてそうにありません。
・・残念ながら(笑
さんざんケチをつけましたが、こういう漫画好きです。
出てくるのはメジャーな疾患ばかりなので、多少は勉強(?)にもなりますしね(笑
ただ、JINの中で一つだけ気になったシーンがありました。
佐久間象山の血液型が分からないから輸血できないというシーン。
血液を集めてきてCoombs試験すれば、
とりあえず輸血可能かどうかは分かったんじゃ?
まぁ現役の医者が監修しているはずなので、
間違ってるのは多分僕のほうなんでしょうが・・。
そうしてすっかり夜型生活。
聞いた話ではこういう人間は国試に落ちやすいらしい・・・あらら。