ついさっき、ちょっとコンビニに用事があって出ていた。
帰ってきたら、携帯の着信履歴がある。
この時間の着信…急変かと思って、急いで留守番メッセージを聞いてみたら
「明日の分の点滴出てないんですけど」
・・・。
勘弁してくれ。
そんなの明日の朝対応できることだし、どうしても必要なら当直に頼めばいい話。
そもそもそんなに状態が悪い人じゃない。
そりゃまあ、出してないままだったのはこちらの不手際ですけども、
こっちにだって事情が・・ぶつぶつ。
コンビニへは上スーツ、下短パンという恰好で行っていた。
想定はしていたけど、バイトのにーちゃんに変な目で見られた。
その格好で店内に入る必要はなかったんだけど、
更新がいらない方の免許証のコピーも必要だったから、いたしかたなく。
スピード写真を店先に置いているんだから、この変な格好の理由だって察しが付くだろうに。
でももっと奇妙なことは、僕がこれからしようとしていることかもしれない。
というのも、今度山口である地方学会で「陰茎」という言葉を連呼する予定なのである。
病院の研修医代表枠で発表させてもらうわずか5分の間に。
それが泌尿器科の学会ならまだしも、消化管の内視鏡の学会というのが奇妙なポイント。
必要に駆られて大勢の前で陰茎という言葉を使う機会なんてなかなかあるもんじゃないよなあとしみじみ思う。
変なことって世の中にはいっぱいある。
どちらかと言えば僕が奇妙な世界に属しているだけかもしれないけど。