先週の日曜日にスケートリンクに行きました。
・・ここで誤解してもらっては困るのは僕はスケートなんてまったく滑れないという点。
スケートリンクに行ったのなんて20年ぶりです。
最初は立つのが精一杯でしたが、
そのうち慣れてきてそれなりに前に進めるようになりました。
こういう慢心がいちばん危険なんですよね。よくわかっているつもりでした。
しかしまあ後悔先立たずとはよく言ったもので。
不意に目の前に飛び出してきた女の子を避けようとして激しく転倒してしまいました。
かろうじて正面衝突は避けたものの、顎を氷に強打・・ヒヨコが舞いました。笑
派手にこけたのでスタッフが駆け寄ってきました。
大丈夫とすぐに立ち上がりたかったんですが、それができない程度にはダメージを受けていました 笑
周囲の視線を感じながら立ちあがると、赤いものが氷の上にぽたぽた滴り落ちました。
最初は鼻血だと思ったけど、どうやら場所が違う。
口の中を切ったかと思ったけど、鉄の味がしない。
スタッフにティッシュを渡されて押さえろと言われたのは、顎の表面の切り傷でした。
後から考えてみて、先に尻もちをついた女の子のブレードの切っ先に向かって倒れ込んだようです。
そう考えてみると結構恐ろしいですね。。
「圧迫止血してください。痛いと思うくらい強く押さえて」
「そんなに傷は深くないと思うけど、明日までには病院に行ってください。
縫合が必要かどうかは医者に判断してもらわないといけません」
この恥ずかしすぎる状況で、自分がいやしくも医者だとは到底言いだせませんでした・・苦笑
結局その後、自分の勤務する病院に行って同期の外科志望の研修医に縫ってもらいました。
自分の傷って自分じゃ見たり触ったりしたくないもんですね。
術後の患者さんの気持ちがよくわかりました。笑
裂創自体は長さ2cm深さ5mm程度で、ナイロン糸で4針程単結節してもらいました。
大した傷ではなかったけれど、なかなか血が止まりませんでした。
こうも血流豊富だとは。。
その日の病棟回診では患者さんに逆に心配され、救急外来のスタッフには笑われたけど、
他の病院に行くよりはよかったとします。
みなさんもけがには重々お気を付けください。