医者という仕事柄、患者さん本人だけでなく家族と話すことが多いです。
そうしているうちに気づいたことがあります。
本人と配偶者のキャラクターってどこか似てるんです。
血のつながりはないわけだから、
似ているとすれば後天的な要因ということになるんだろうけど、
なんか同じ波長を感じることが多いんですよね。
せっかちな雰囲気の人たち、
怒りっぽい人たち、
どこかぼんやりしている人たち、
静かな感じの人たち、
神経質な感じの人たち、
色々ですが、あー夫婦なんだなあと思うことがしばしばあります。
本人たちはそんなことないと否定しそうな気もしますし、
全然違う雰囲気の夫婦ももちろんたくさんいますけどね。
同じ時間を共有して生きていくと少しずつ近づくところがあるんだと思います。
外見に関していえば、娘とは似ているとよく言われる一方、息子と似ていると言われることはほとんどありません。
自分の子供だからということももちろんありますが、
よきにつけあしきにつけ、家族だから似てくるところもあるんだろうなと思います。
自分の悪いところが受け継がれないといいなあと願うばかりです。