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2020.7.10 『天狗山』(330m)  暑いがさわやかな空気の中で

 今週は火~水曜と二日間出勤して、

木曜日から日曜日まで4連休だ。

先週までの5連休から1日休みが少なくなり、

若干仕事が増え始めたか・・・

それにしても昨年までの7月から盆までは、

週に日曜日1日しか休みがなかったことを思うと、

多方面には申し訳ないが、

個人的には誠にありがたい限りだ。

 今週も先週に続きMachikoと休みが合った今日、

栗山町の低山に連れ出した。

『天狗山』は先月にもHiromiと登った山だ。

私の原風景の中の一座、

何度登ってもいい山だ。

 今朝我が家にMachikoの車を置いて出かけた。

栗山町南角田の多良津川に沿って、

東に伸びる林道入口を駐車地として、

9時35分、徒歩でスタート。

先月登った時には林業の伐採作業が、

今まさに始まったというところだったが、

それは小規模で終了していて、

静けさが戻っていた。

スタートして500mほど進むと、

エゾシカの防護柵と扉が現れる。

そしてこの扉を開けて中に入る。

深い緑の世界を進んで行くと、

林道は沢を渡り大きくヘアピンカーブを描く。

と同時に林道ゲートが現れる。

一般車の入林はここまでだ。

ここから先は「不動の沢線」となる。

林道ゲートが施設されていると、

車の往来がないので落ち着いて歩ける。

辺りは濃い緑に覆われ、

山の深さがまじまじと感じられる。

と思っていたらヒグマの足跡だ。

今通ったばかりのよう。

おそらく鈴の音を耳にして、

林道沿いに流れる「多良津川」辺りに潜んでいたのだろう。

Machikoは今日も色々なものにカメラを向けている。

長い道のりならちょっと急がせたくなるところだが、

時間はたっぷりあるので何でも撮るといい。

いかにもヒグマが生息していそうな、

濃い樹林帯を更に進んで行くと、

やがて北海道電力の送電線下に出る。

ここからしばらくは送電線下の、

保守管理用刈り分け道を登る。

そしてCo.300で地形図にはない林道に出る。

これが新たな林道「天狗山線」だ。

そして目の前に『天狗山』の頂上部が現れる。

あとは軽い藪漕ぎでピークを目指す。

先月登った時より笹が濃くなっていた。

そんな笹薮にMachikoはためらいもなく入って行く。

実にいい根性をしている。

10時45分、四等三角点「天狗山」

樹木の隙間から西側の田園風景が見える。

手軽に登れる我が原風景の中の山。

辺りは広葉樹がほとんどなので、

秋にまたかならず訪れることになるだろう。

私に同行すると、

マイナーな山ばかり登っているMachikoだが、

今回も何にでも興味を持ち、

それなりに初登の山を楽しんでいる。

 下山は北電の刈り分け道を利用せず、

そのまま林道をつないで下った。

下山でもMachikoは色々なものにカメラを向ける。

いったい今日は何枚の写真をfacebookにアップするんだあ?

そんな様子を眺めながら、

のんびりと歩き、

12時05分、駐車地。

下山してすぐに着替えたが、

着替えが終わってすっきりしてみても、

Machikoの姿はまた山登りに出かける格好だ。

その姿のまま買い物をして帰るというのだから、

勇気があるものだと感心させられる。

注:着替えたあとの下半身は、

黄色のタイツだから。

本日も誠に穏やかな山行ができたことに感謝!

 

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