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2020.7.19 『分監山』(460m) 残念、415でリタイア
月形町の『分監山』には積雪期しか登ったことがない。
その積雪期には回を重ねて登ってきた。
そして数年前無積雪期に登ってみようと、
林道や作業道を探してみたが、
そういう助けが全くない山だということを知り、
積雪期限定としてきた。
ところが先日二等三角点「月形」を求めて、
『分監山』西側の林道を歩いた際、
偶然西面に地形図にはない小沢を発見した。
それで今回この沢から入ってみようと挑んでみた。
日曜の朝、気温が低いうちに登ってしまおうと、
我々としては早い6時前にスタートした。
駐車地は小沢のすぐ北側で、
広いスペースがあった。
小沢に足を踏み入れると、
すぐ右を走る尾根のブッシュが大変薄いことに気付いた。
それで急斜面をブッシュにつかまって登り、
尾根上を登ることにした。
この薄いブッシュ帯は予想もしていなかったことだが、
しかしいつまでも続くとはとても思えなかった。
快適な尾根上を登っていくと、
Co.370で突然笹が現れ、
アッという間に全てが笹薮に飲み込まれてしまった。
それでも北側に落ち込む斜面の、
笹が薄い部分を利用して登る。
しかしその逃げはいくらも続かず、
やはり笹を漕いで行くしかない。
そして樹木が切れ、
頂上に続く大地に出ると、
笹の密度、丈、太さが急激に増す上、
植物のツルが身体に巻きついて、
とても進行できる状況ではなくなった。
標高415m、頂上手前200mの地点で断念。
このリタイア宣言はHiromiも待っていた。
残念だが下山を開始。
車に戻って片付けをしながらHiromiが言う、
「もう一回挑戦したいなあ」。
だったらまたやってみましょう!
但し今度は別ルートで。
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