北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2020.12.10 『長官山』(254m)~『馬追山』(273m)~『馬追』(202m) Kasaneとのんびり歩く馬追丘陵
今週はまた木~日曜が休みなので、
木曜日はそれに合わせて、
Kasaneが休みを取っていた。
Kasaneの仕事はシフト制で、
週によって休みが変わる。
木曜の朝馬追丘陵の、
「長沼スキー場」で合流した。
Kasaneにとって初めての馬追丘陵なので、
それはそれなりに期待感をもってやって来た。
9時10分、スキー場麓の駐車地をスタート。
そこでKasaneが言う、
「ストレスで腰痛がひどく、
動いていなくて激太りなんです」と。
一見そんなに太ったようには見えなかったが、
それは車道を登って行くうちに明らかとなった。
私はまだ身体が温まらないという状態なのに、
Kasaneは鼻筋に汗が玉となって浮き上がり、
首筋にも汗が流れている。
運動不足で太ったと言うのがうなずける。
舗装道路から砂利道を経て遊歩道へ。
随分回を重ねて歩いてきた馬追丘陵だが、
久しぶりに歩いた今回は少々の雪。
ゆっくり歩いて9時50分、『長官山』。
ここから一旦旧馬追温泉に下る。
その途中でKasaneが一つ教えてくれた。
折れて落下した松の枝を見て、
「これはテングス(天狗巣)病です」と。
この病気にかかると松の枝先に、
細い枝が無数に増えるのだそうだ。
なぁるほど・・・
10時15分、旧馬追温泉。
ここから道々沿いに少し歩いて、
『静台』への遊歩道に入った。
Kasaneは自然を相手にする職業に就いているが、
この秋正式にアウトドアガイド(自然部門)資格を取得した。
そんなKasaneだから、
周囲の自然界の微妙な動きには敏感だ。
鳥の気配を感じると、
すぐに頭上を見上げ、
その鳥の正体を明らかにしようとする。
私には枝に隠れて発見できない鳥も、
Kasaneは「あそこです!」と指摘する。
そして鳥の名を色々教えてくれるのだが、
私にはとても覚えられない。
自然に目を向け楽しくゆっくり歩き、
11時10分、『静台』(一等三角点:馬追山)。
この『静台』から「馬追の名水」方面に下り、
林道と交差する地点で遊歩道を離れて、
「馬追林道」に入った。
そろそろ昼時なので、
11時40分、林道上で昼食とした。
その後「馬追林道」を下り、
12時20分、「馬追林道」ゲート。
ここから道々に沿って旧馬追温泉方向に歩く。
ただ、Kasaneが『長官山』の、
火葬場コースも歩いてみたいと言うので、
旧馬追温泉前を通り過ぎて、
火葬場コース口に向かった。
馬追林道ゲートから火葬場コース口まで、
約2.5kmの歩道を歩く。
これがまた騒々しい。
大型トラックが行き交い、
その騒音で会話が全く成立しない。
しばらく耐えて歩き、
13時05分、火葬場入山口。
このコースはほぼ中間点の伐採地の風景がいい。
そこからは登ってきた『静台』が見える。
Kasaneも広いところが好きらしい。
このコースの最後は長く急な階段だ。
体重が増えたというKasaneは、
「きつい、きつい」と立ち止まって呼吸を整える。
13時40分、再び『長官山』。
今振り返ってみると、
この日二度『長官山』に立ったが、
二度ともKasaneは展望やぐらに、
上がってみようとしなかった。
自然には常に目をやるが、
人工建造物には全く興味を示さないKasaneだ。
その後「文学台」に立ち寄り、
13時55分、「文学台」から長沼町はじめ、
広い石狩平野を眺めた。
そして最後は14時30分、
「長沼スキー場」のピークである、
三等三角点「馬追」(うまおい)。
ここの点名は「うまおい」で、
「まおい」ではない。
この馬追丘陵にはもう一つ同名の三角点が、
南の国道274号線の北約1.5kmのところにある。
こちらも同じく三等三角点「馬追」(うまおい)となっている。
14時45分駐車地。
Kasaneのザックには落ちていた松の枝や、
雑草がくくりつけられている。
これらはみなクリスマスのリース作りに必要なのだそうだ。
どこまでも自然に親しむことが染み付いているKasaneとの、
のんびりとした楽しい山歩きは、
大変有意義なものとなった。
最後に、今日私はデジカメを忘れてしまった。
そこで親切なKasaneのデジカメを預かっての行動だった。
Kasane、ありがとねえ!