北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2020.12.20 『支安平』(しあびら・198m) 小雪の中の笹原歩き
20日(日)の朝は、
安平町の「瑞穂ダム」近くで目覚めた。
この朝の外気温も前日朝と同じく-12℃だった。
そしてやはり夜間に寒くて、
よく眠れなかった。
-25℃対応のシュラフも、
使用年月が7年ともなると、
保温力が低下するのかなあ?
Hiromiも同じシュラフを同時期に購入し、
やはり7年使用してきて「寒い」と言っている。
すぐに何とかしなければ!
この日目指したのは、三等三角点「支安平」。
この辺り、安平町の東側には、
点名に「安平」とつくものか5つある。
その点名がおもしろい。
「本安平」(二等・213m)と並ぶような位置に、
「支安平」(三等・198m)があり、
「本安平」の南側には「本安平奥」(四等・244m)、
「支安平」の東に「支安平奥」(三等・364m)が存在する。
また、「瑞穂ダム」の南には「安平道」(三等・266m)がある。
これらは全て地形図から拾って得たもだが、
最初は似た名称ばかりで、
ごちゃごちゃして覚えられなかった。
「本安平」と「支安平奥」には既に登っている。
日曜の朝7時40分、「瑞穂ダム」手前の、
エゾシカ防護柵扉から入山した。
目の前に「支安平」に続く尾根の末端が張り出しており、
早速この尾根に取り付いた。
笹はそれほどうるさくはない。
Co.120で尾根の頭に上がった。
あとは広い尾根を忠実に辿って北上する。
この尾根上にはかつて作業道があったようだが、
今となってはその面影すら偲ぶことが困難だ。
降りしきる小雪が少々わずらわしい。
笹は膝程度なので問題なく、
ただ淡々と歩をす進めて行く。
しかし片道約1.5kmの、
3分の2を過ぎた辺りで深く濃い笹につかまった。
一歩一歩踏み出す足に笹の茎が絡まり、
なかなか前に進めない。
何とか脱してようやく『支安平』の基部に取り付くと、
笹はまたもや密度を増した。
笹をかき分け強引に進む。
そしてピークに達した。
すぐに三角点標石を探すのだが、
濃い笹とわずかだが降り積もった雪で見つからない。
GPSでは既にその上に達しているのだが・・・
あきらめた。
まあ、とりあえず、
9時10分、三等三角点「支安平」。
後ろ髪を引かれる思いでピークをあとにする。
三角点標石を探しきれずに下山することはあるが、
いつも虚しさが残る。
登路をほぼそのまま引き返し、
10時15分、駐車地。
すぐ帰途に着き、いつものように夕方、
Hiromiと反省会の予定だったが、
私の自宅がある江別市に戻ると大雪だ!
国道の道幅は半分。
住宅街の市道は車一台が走れる程度の幅に。
家に着いて新たに降り積もった降雪に、
メジャーを差し入れてみると、
なんと55cmだ。
その後も10cmは降り続いたので、
この日の朝降りだしたと言う雪は、
65cmにも達したのだ。
向かいの家の庭に止めてある車が、
すっぽりと雪に埋もれていた。
街に雪はいらねえ~