北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2020.12.23 『安平山』(あんぺいざん・166m)~『犬山』(157m) Machikoの執念!
私の仕事は21日で終了。
22日から15連休となる。
昨日はMachikoと休みが合ったので、
安平町追分の「安平山スキー場」で合流した。
9時25分、スキー場南側の、
『安平山』登山口をスタート。
すぐ樹林に入った。
そして間もなく「らくらくコース」と、
「直登コース」の分岐点となる。
それを案内する標識が、
真新しいものに替えられていた。
どちらの組織の方のお手配かは存ぜぬが、
誠にありがたいことだ。
「直登コース」を登って、
9時40分、『安平山』(一等三角点:阿平山=あびらやま)。
久しぶりに見る「一等」の標石(18cm角)は大きい!
スキー場の上から見ると北側に、
大規模な工事が行われているのが目に入った。
いったい何を作ろうとしているんだろうね?
『安平山』頂上からは西に下る尾根を進んだ。
笹はそううるさくはない。
下降する尾根にのって一旦沢床まで下った。
そして少し小沢を下り、
再び対面の斜面に取り付いて登る。
沢床まで下って登り返しても、
そもそもピークの標高が150mほどなので、
たいしたアルバイトではない。
『安平山』から『犬山』まで、
ほぼ直線的にルートを取った。
また笹の状態も変わることなく苦にはならない。
ただ、『犬山』の少し手前で、
笹丈が急に高くなり、
我々の背丈をはるかに超えた。
この先いったいどうなるのかと案じたが、
それはほんの狭い範囲でのことだった。
その後偽ピークで標石を探したあと本峰へ。
ところが三角点を示す標柱はあったものの、
肝心の三角点標石が見つからない。
二人で探した、探した。
直径15cmほどの倒木が横たわっていたので、
その下敷きになったのでは?
とか、土に埋没してしまったのでは?
とか推測する。
そして「ダメだ、あきらめよう」と言った時だった。
Machikoが「あったあった、ありましたあ!」と叫んだ。
Machikoは手袋をはめていたとは言え、
地面を手で引っかき、ほじくって標石を探し当てた。
まさにMachikoの執念と言えるだろう。
私一人だったらあきらめて下山していたに違いない。
だとしたら先日の「支安平」に続き、
二連敗になってしまうところだった。
ありがとうMachiko!
下山はMachikoに『安平山』まで戻ってみろ、
と指示して前を歩かせた。
すると初心者ならではのルート取りをする。
仕方がない、勉強だ。
また、Machikoはどうしても左方向にルート取りをしたくなる傾向があり、
二度修正するのに口を出してしまった。
しかし修正の助言をすると、
また自分なりに進み、
12時05分、再び『安平山』。
ちょうど昼になったので昼食とした。
天気はいいし風もなく、
おだやかだぁ~
空知平野の向こうに、
夕張方面の風景を眺めながら、
カップ麺をすする。
12時35分、駐車地。
ここまで来て『安平山』にだけ登って帰るならつまらないが、
ちょっと目先を変えると冒険的な楽しい山行が楽しめる。
この日もいい山だった。
Machikoも満足げな様子で帰っていった。