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2020.12.5 『潮鼈』(うしおべつ・275m)・『湯沢』(174m)  ここにも広大な伐採地が!

 『敏枝沢』下山後、

「有明林道」を抜けて一旦道々に出て、

2kmほど走り「仁和中央林道」に入った。

開きっぱなしのエゾシカ防護柵扉内に入って行く。

すると何やら「道民の森」でよく見受けられる標識が。

この林道はいったいどういう林道?

そしてこの林道も、

最近車が走行した痕跡がない。

ここもまた地形図上で示しておいた、

予定の駐車地まで問題なく入れた。

と言うより、予想をはるかに上回る快適さだ。

直前の「有明林道」もそうだったが、

樹林帯の中の暗い林道を予想していたのに、

とにかく広くて明るい。

おまけにこの林道は、

北側が広大な範囲で伐採されている。

たまらなく気持ちのよい林道に降り立ち、

10時30分、スタート。

広大な風景を後にし、

すぐに現れた作業道跡に入った。

するとそれまでの広大な風景とは裏腹に、

カラマツ林の樹林帯で、

足元も笹が密生していた。

ここの笹はこの辺りでは珍しく濃い。

もう作業道のありがたさはない。

うるさい笹を辛抱しながら漕いで、

地形図上の「230mP」へ。

するとそこからは笹が薄くなり、ホッ・・・

その後はこの辺り独特の、

全く邪魔にならない薄い藪歩きで、

アップダウンを繰り返し、

11時10分、三等三角点「潮鼈」(うしおべつ)

三角点標石がやけに大きく見える。

思えばここまでの間、

しばらく四等の標石(12cm角)ばかりを目にしてきたからなあ。

15cm角の標石が大きく見えるはずだ。

ピークの奥には直前の『敏枝沢』同様、

細尾根が続いている。

そこでスマホで地理院地図を開き、

尾根筋を読んでみた。

すると尾根は南から西方向へ、

弧を描くように『敏枝沢』まで続いている。

これは面白いんでないかい?

次回Hiromiを連れて歩いてみよう。

 下山でも下部での笹はうるさかった。

12時05分、駐車地。

そして車で少し下り、

次の三角点へ。

地形図の林道脇に、

四等三角点が見受けられたので、

寄ってみることにした。

林道脇からほぼピークが見えている。

ゆっくり登ってもすぐ着いて、

四等三角点「湯沢」

ピークから『潮鼈』が見えていた。

そしてピークから少し下ると、

伐採他の広大な風景が見事だ。

 車に戻って林道を下っていくが、

やはりここでも他の車を目にすることはなかった。

さて、もう一座!

 

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