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2021.1.4 『本安平奥』(244m)、『丸山』(173m)、『北電山』(145m)  まだツボ足で・・・ 

 4日の朝Hiromiを迎えに行き、

安平町追分に向かった。

そして旭地区から「安平川」に沿って伸びる、

「春日林道」に入った。

積雪次第では車での走行が不可能なので、

代案は常に用意している。

今回はこの時期になっても、

まだ問題なく走行できた。

それはハンターの車が入るからなのか?

それともまだ奥地で工事が行われているのか?

あるいは林業関係の車か?

色々なことを考えてみる。

この林道は昨年の秋下見に行ってみたが、

工事車両及び、

大型ダンプカーが出入りしていたので、

奥地で何やら工事がされていると解釈し、

『本安平奥』に登ることをあきらめた。

林道でダンプに遭遇すると、

こちらが後進して退避できるところを、

見つけなければならない。

しかし雪が降ってしまうと、

車両の通行はほとんどないようだ。

唯一心配なのがハンターの入山だ。

 ゲートは閉じられていないが、

中に入って100mも進むと、

林業で伐採された集積材が、

几帳面に山と積まれていた。

その後200mぼ進むと、

広く重機のキタピラで、

踏み固められたところに出合った。

ここを駐車地とし、

8時45分、徒歩でスタートした。

林道を奥へと進んで行く。

そして1kmほど歩くと、

「安平川」を渡る「あさひはし」が現れた。

この橋を渡ると林道分岐が現れ、

右手の破線林道に入る。

この林道は地形図で破線となっているが、

どうしてなかなかしっかりしている。

また、周りは伐採地が広がり、

美しい風景を楽しめる。

積雪が少々増してきて、

スノーシューの方が楽に歩けるだろう、

思いながらも雄大な風景に見とれる。

そしてCo.200で林道を離れ、

右手の急斜面に取り付いた。

そこから目指すピークが見えている。

トドマツの幹に真新しいヒグマの爪跡を見、

ひと登りして、

9時55分、四等三角点「本安平奥」

笹に覆われた標石周りを広く刈って、

恒例の初登バウム!

ピークからは東に『支安平奥』が見えている。

そのまま林道を歩いて行きたいが、

それは雪が融けてからにしよう。

その後笹の海を進み南側の風景を見た後、

北に下って林道に戻った。たスタスタ歩いて、

10時50分、一旦駐車地へ。

「安平」を冠した三角点5座のうち、

これで未踏なのが「安平道」だけとなった。

 もう一つの三角点ピークが、

その北側にあるのだが、

あまりにも偶然過ぎる。

目指す『丸山』のためにあるような、

広い駐車スペースだった。

車を通り過ぎてそのまま、

北の斜面に取り付いた。

笹は薄く快適に登って行く、

と思っていたのだが、

どっこい濃くなりだした。

積雪が厚い部分は踏みつけやすいのだが、

そうでないところは、

モロに濃い笹の抵抗を受ける。

極力尾根筋を歩こうと思ったが断念し、

一旦高度を下げて短距離で登り返した。

そして最後は広く平坦な頂上部で標石探し。

11時25分、四等三角点「丸山」

この三角点標石は大きく欠けていた。

この山の中でどうやって硬い石が欠けるのか?

謎を抱いたまま昼食。

下山は引き返さず最短距離で林道に下った。

但しここの笹は細く細かくて濃い。

それが脚に絡みついて、

何度もつんのめって転倒しそうになった。

何とか林道に下り少々歩いて、

12時05分、駐車地。

 まだ時間が早かったので、

安平町追分に移動し、

豊栄地区の畑奥から『北電山』に登った。

ちょうど1年前に登った三角点ピークだ。

この辺りは『安平山』(166m)一辺倒で、

誰も『犬山』や『北電山』に見向きもしない。

ちょっと目先を変えただけで、

静かで変化に富んだ山歩きを楽しめるのだが。

四等三角点「北電山」

 14時頃駐車地に戻り、

この日は帰途に着いた。

 

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