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2021.1.31 『受信塔』(384m)  清水沢の片隅で・・・

 今日もまた夕張だ。

一昨日から昨日にかけて降った雪の上に、

更に降雪があった。

そんな日は短い行程の山へ。

ただ積雪期の場合は駐車スペースの確保が、

まず第一の問題となるので、

いくつかの候補を抽出し、

駐車スペースを確保できる山に登る。

 今朝Hiromiを迎えに行き、

夕張に入ると市道は既に除雪されていた。

それでまず清水沢で、

『受信塔』の登り口である、

「清栄林道」の入口に行ってみた。

すると国道452号線沿いに、

タイヤショベルでしっかりと、

雪を押して空けられたスペースがあった。

こいつはラッキーとばかりに、

すぐそこに入った。

天気は意外にも素晴らしく晴れていた。

準備を整えてスノーシューでスタート。

「清栄林道」はきっちり除雪されていた。

奥で伐採作業を終えた木材が、

トラックで搬出されるものと推測される。

伐採は晩秋までに終わらせ、

搬出は林道を痛めぬよう、

冬季に入り地盤がしっかり凍りついてから、

大型トラックで行われるようだ。

 除雪され林道は雪が少なすぎて、

スノーシューのアイゼンやフレームに、

時折小石が当たって不快だ。

それでも歩きやすさは申し分なくありがたい。

伐採が行われたあとの広い風景を見てみたかったが、

距離がありそうなので、

それはあきらめて尾根に取り付くが、

今日私が装着したタブスは、

傾斜がきついと取り付きにくく、

ノーライト装着のHiromiとは、

同じところから取り付けなかった。

しかたなく尾根を変えて登る。

従ってピーク付近までは、

お互いの姿が見えないままだった。

斜度のある斜面から尾根の頭に出ると、

一本隣りの尾根をHiromiが登っていた。

遠いのでズームで写真を撮る。

しかしHiromiはこちらを撮ろうとはしない。

まあ、いつもそんなもんだ・・・

前方には受信塔の鉄塔が見えてくる。

一旦その前を通り過ぎて、

北側の最高標高点に立ってみる。

尾根をそのまま北進すると、

「北清水沢」(四等三角点・609m)に至る。

次回それを狙ってみよう。

このころになると雪が降りだし、

次第に強くなった。

結局この週末は雪続きということだ。

少し戻って、四等三角点「受信塔」

昨年の盆に訪れた時は笹が混んでいたが、

なんとか三角点標石を探り当てた。

そしてそこに建つ受信塔は古く、

使用されなくなってからどのくらい経つのか?

そこにはまるで戦時中をもわせるような残骸が残っていた。

 下山は一部ショートカットして林道に下りた。

途中エゾシカに樹皮を食いちぎられたカエデを何本も目にした。

下山後駐車地であとかたずけをしていると、

目の前の国道をハンターの乗った車が、

何台もシューパロダム方面から帰って行った。

ハンターの姿を目にするのは、

いついかなる時でも気持ちの良いものではない。

 

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