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2021.7.10 『姨失山』(うばうしやま・252m)  予期せぬ雨で変更登山

 今日は先週に続き、

Kasaneとの同行登山だった。

そしてKasaneのリクエストに応え、

「鬼岸辺」~「坊主山」を予定し、

今朝厚真町の「厚幌ダム」で合流した。

しかしその時点で現地は霧雨模様。

長時間の濡れた藪漕ぎはきついので、

即変更して第二案に向けて移動。

ところがそこはこの春全ての復旧工事を終えて、

静かな環境に戻ったところだったが、

また新たな工事が始まったようで、

大型ダンプが林道を行き来していた。

今シーズンは日曜日以外、

ここら辺りでの活動は難しくなった。

しかたなく第三案で『姨失山』へ。

この一等三角点がある山は、

Kasaneにとって未踏だったので、

それならば登っておいた方がいい、

ということにした。

 道々59号線の厚真町宇隆地区奥から、

「石油沢川」に沿って伸びる、

林道「幌内~宇隆線」に入り、

約1kmほど進んだところを駐車地とした。

 9時ちょうど、駐車地をスタートし、

そのまま登りゆく林道に足を踏み入れた。

そして最初に目にしたものが、

不法投棄された何かの機械だ。

「自分さえよければ」という輩は、

不愉快極まりない!

 もう車が通ることもなくなった林道は、

傾斜があってどんどん高度を上げて行く。

と、同時に背後に広がる風景は、

緑の山々が美しい。

この山に登るのは3度目だが、

前回は積雪期だったので、

緑の風景を目にするのは、

なかなか新鮮味がある。

雄大な風景の中をHiromiとKasaneが、

まるで親子のように肩を並べ、

ペチャクチャおしゃべりをしながら登って行く。

Co.220で厚真町側の展望が一気に開ける。

そしてUターンをするように、

大きくカーブを描くと進行方向に、

目指す『姨失山』の頂上部が迫る。

あとは直線的な林道を歩き、

少々の藪漕ぎで、

9時30分、一等三角点「姨失山」

スタートしてからたった30分しかかかっていない。

このルートは林道からルートの大部分を眺めることができ、

それがまた長く見えるので、

もっと時間がかかるものと思い込んでいた。

また、久しぶりに目にした一等三角点の標石は、

やはり見るからに大きい。

 下山は同ルートを、

またペチャクチャおしゃべりをしながら、

楽しく下り、

10時05分、駐車地。

まだ時間が早く、

遠路をやってきたKasaneを、

このまま帰すわけにはいかないので、

次の山に向かって車を走らせた。

 

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