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2021.7.25 「167mP」  暑くて暑くて栗山湖でハイキング

 連日の猛暑でいやになり、

世の中4連休の最終日は、

栗山の「栗山ダム」に出かけて、

朝のうちに湖を周遊し、

サッと帰宅することにしていた。

そんなことを考えていた土曜の夜、

この日誕生日を迎えた岳友のChieに、

お祝いメッセージを送った。

すると久しぶりに会って話しがしたくなり、

「栗山湖」周遊でよかったら、

と誘ってみた。

結果OKということで、

日曜の朝現地で合流。

 朝7時過ぎに「栗山ダム」に着いて外に出ると、

「なんじゃこりゃ!?」

ひどく蒸し暑い。

湿度が高く黙っていても、

ジワ~っと汗がにじみ出る。

何もせずにおうち帰って休みたくなる。

 Chieとは14年前の秋、

浜益の『黄金山』で知り合った。

その後何度か同行登山をしたことがあった。

そして最後に会ってから2年くらい経ったか?

 湖の北側の広場に車を置いてスタート。

まずせき止められたダムの上を歩いて、

南側の対岸に渡った。

暑くてすぐに汗だくだが        、

久しぶりの会話に花が咲く。

私は女房がどこぞから仕入れてきた占いによると、

前世が「カリフォルニアの田舎のおばちゃん」だと言う。

だからおばちゃんとの会話は、

苦になるどころか大変楽しい。

従って職場のおばちゃんたちとも、

大いに話しが盛り上がるというわけ。

Chieは昔からおしゃべり大好きで、

話し出すと全然止まらない。

こちらは一貫して質問とあいずちを繰り返すだけだ。

 湖の対岸に渡って林道を歩くが、

舗装されているにも関わらず、

既に廃道でイタドリがはびこっている。

こういう観光目的の道路は、

あっちもこっちも同じように衰退して行く。

せっかく税金を投入して作ったものを、

どうして活かしきれないのかね?

 湖を半分ほど回ったところで、

右手の伐採地に上がってみた。

昨秋伐採が入ったこの辺りは、

まだ地面が荒々しいままで、

大変歩きにくい。 

それでもおしゃべりを続け、

更に藪に入ってもまだしゃべり続けた。

また、ブヨはシーズンを終えたものの、

今度はアブがひじょうにうるさく、

油断しているとすぐに刺される。

一瞬チクッと痛みを感ずるが、

その毒が体内に入っても、

ブヨに刺された時のように、

かゆみがいつまでも持続しないのがいい。

 伐採地の「167mピーク」に上がって小休止。

そしてザックを降ろしてビックリ!

私のザックの中に入れていた、

氷水入りのポットのフタが開いていた。

おかげでザックの中が水浸し。

そしてそれが背中を濡らしていた。

なんか背中がいつもの汗以上に濡れて、

おかしいと思ったんだよねえ。

まあその分汗にまみれた熱い体を、

冷やしてくれたんだろうけどねえ・・・

 小休止中もアブがうるさいので、

早々にザックを背負って歩き出した。

林道に下ってまた湖の縁を歩いて行く。

私が幼少期に遊んだ「ポンウエンベツ川」を渡ると、

ダム施設とはちょうど反対側の位置となる。

あとは直線的な車道を歩き、湖を一周して駐車地に着いた。

短いハイキングだったが、

この日の蒸し暑さの中では十分な行程だ。

パッと片付けを済ませてChieは先に帰っていった。

そうそう、Chieがこの朝合流した時に、

私の大好物である「のどごし生」をそっくり1ケースくれた。

以前にもこういうことがあったのだが、

Chieはほんの些細なことを「恩」として忘れず、

いつかこうして返してくれる。

なんも無理しなくていいのによう。

でもありがとう!

「のどごし生」ならいくらあってもいい。

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