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2021.7.8 『花山』(かざん・412m)  藪のない尾根筋を登る

 今週も火、水曜の二日間出勤し、

今日から日曜日まで休み。

そして来週からは月~水曜日の、

週3日間出勤となる。

少し忙しくなってきたが、

東京都にはまた「非常事態宣言」が、

発令されることになり、

先行きは全く不透明のままだ。

東京オリンピックが開催され、

人流も盛んになることは必至だ。

 今日は三笠市幾春別へ。

化石博物館の前を過ぎて、

奔別川端町方面に左折した。

これをしばらく走り、

「奔別川」に架かる、

「奔別橋」を渡ったところに駐車した。

ここから先は直進方向に、

通行止めの広い舗装道路が続く。

また右には「奔別川」に沿って伸びる、

長い林道が伸びて行く。

 今日は蒸し暑くて、

準備をしている間にも、

ジワーッと汗が出てくる。

10時20分、駐車地をスタート。

すぐに「奔別川」に架かる、

「みかさぽんべつはし」を渡った。

「奔別川」からはずいぶん高い位置に架かる橋だ。

橋を渡りきり、

広い舗装道路を歩く。

この道路の存在は以前から知っていたが、

何の目的でどこまで続けようとしたものか、

全くわからない。

と言うのも、この先1kmも行かないうちに、

道路の開削が中断されているからだ。

 立派な舗装道路を歩き、

それが終わりを告げるあたりで、

尾根の末端近くに取り付いた。

最初は雑草に覆われ、

続いて笹に突入したが、

予想よりかなり薄いので助かった。

急斜面で80mほど標高を稼ぎ、

Co.220で尾根筋に上がった。

そして驚いた!

藪がない!

尾根筋は実にすっきりしていて、

まるで登山道のようだ。

昨秋Hiromiとこの近くの、

『三笠山』に登ったとき、

笹がかなり濃かったので、

この辺一帯は同様に笹が濃いものと思っていた。

 実に歩きやすい尾根筋を登って行く。

暑くて汗が滴り落ちる。

途中で何かの設備を目にしたが、

表に回ってみると蓋が開いたままだ。

それは使用されなくなり、

そのまま放置されていた。

設置者が使用を打ち切ったなら、

それを処分しなければ、

不法投棄と同じじゃないか。

 更に登っていくと左手から古い作業道が、

尾根筋まで上がってきた。

そしてまた離れていった。

すると正面が明るくなり、

ワラビの自生した中に、

三角点標石を見つけた。

11時30分、四等三角点「花山」

本当はこのピークから更に3kmちょっと先の、

「奔別越」(三等三角点)を狙っていた。

しかし今日の蒸し暑さでは、

もうどうでもいいからおうち帰りたい。

簡単な昼食を摂りながら、

そんなことを考えていると、

雨が降りだした。

なんだよ、雨なんか降るって聞いてねえし・・・

よかった短い行程の山で。

 下山は結構苔むした岩が点在する尾根筋なので、

慎重に下っていく。

またエゾシカのフンが多くてひどい有様だ。

踏みたくはないが、

絶対に避けては通れない。

 最後はまた広くて立派な車道に出て、

楽に歩いて12時40分、駐車地。

薮がほとんどなく意外な山だった。

次回は秋にHiromiを連れて、

「奔別越」まで行ってみよう。

 

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