北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.7.9 『野々沢』(249m) 風通しのよい林道歩き
今日も暑かった。
昨夜の予報で湿度が高いと告げられていたので、
今日は林道歩きから、
わずかな距離の藪漕ぎで立てるピークへ。
暑い時は藪の中より、
林道の方が風通しがいい。
今朝三笠市の南端で道々から、
「市来知川」(いちきしりがわ)に沿って伸びる農道に入った。
この農道を終点まで進むと、
ゲートで閉ざされた「一の沢貯水池」に突き当たる。
ゲート前には十分な駐車スペースがある。
車外に出ると突然、
くっせーっ!
近くの畑から堆肥の強烈な臭が、
風にのってやってくる。
久しぶりに嗅ぐ臭いだが、くっせ~っ!
9時ちょうど、
駐車地からゲートを越えた。
貯水池までは100mほどだ。
ここには昨年の雪が降りだした頃に来ている。
渇水していた貯水池には、
満々と水が湛えられていた。
その横にチェーンゲートがあり、
ここから林道が始まる。
林道名は不明だが、
おそらく「野々沢林道」か、
「一の沢林道」だろう。
貯水池を過ぎるまでは、
池の縁に沿って林道が続く。
時折水面に大きな魚が顔を出す。
ここは釣りが禁止されている。
この貯水池の水は岩見沢市が、
水道水として利用しているらしい。
そんな貯水池には毒物流入発見のため、
必ず魚が放たれている、
と聞いたことがある。
鯉かヘラブナかな?
林道に小さな蝶が群がっていた。
よく見ると動物のフンの上に群がっているようだ。
いったいフンの中の何が、
蝶の栄養分になるんだろうね?
それにしてもこの群がり方、
蝶の嫌いな人が見たら気持ち悪いだろうな。
貯水池を過ぎてしばらく歩くと、
2つ目の分岐が現れるので、
これを右に入る。
すると林道脇の草刈りがされていた。
林道に新しいタイヤ痕があったのは、
この作業のせいだったようだ。
草刈りは昨日行われたらしい。
ただこの草刈りは、
奥の方だけやって、
貯水池に近い方はやっていなかった。
ふつう手前から刈っていきそうなもんだが。
2つ目の分岐から高度を上げて行く。
今日は直射日光が照りつけるので、
一層暑く感ずる。
従って林道をできるだけ利用して高度を稼ぎ、
ギリギリピークそばで藪に入る。
それがCo.200だった。
取り付きが急で掴むものが乏しかったため、
少々手こずったが、
藪に入ってしまえばこっちのもの。
薄めの笹薮を抜けて、
10時10分、三等三角点「野々沢」。
下山は登路とは逆側を下り、
取り付き点とは反対側の林道に当てた。
それを戻っていくと、
林道から少し登ったところに伐採地がある。
ここは昨年知ったところで、
大変景色がいいところだ。
そこで早い昼食とした。
昼食後は往路の林道をそのまま戻った。
そして貯水池の風景をしばし眺めて、
11時50分、駐車地。
まだ時間が早い。
もう一座と行きたいころだが、
暑さの中ではその気力も失せ、
車の屋根でザック、登山靴等を干しながら、
1時間ほど昼寝をして帰途に着いた。