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2021.7.15 「230mピーク」  ここはボタ山・・・

 昨日『月光』下山後、

車で同じく幌内地区を少し奥に移動。

そして「鉄道博物館」の先の、

林道入口付近に駐車。

「鉄道博物館」の前には、

見学旅行と思われる小学生が大勢いた。

正に「密」状態だったが、

常に「密」のわりに学校では、

新型コロナウィルスによる感染が、

それほど拡大してはいない。

衛生管理にたゆまぬ努力を惜しまない、

教職員の方々には頭が下がる。

 昨年の夏この奥の「幌内」(三等三角点・310m)に登ったとき、

その登路から西側にボタ山が見えた。

樹木のないボタ山の風景が、

なんとも魅力的で、

「次はあそこに登ってみよう」と思った。

林道を入るとすぐゲートが現れ、

「立ち入り禁止」と書かれていた。

申し訳ないが先に進ませていただく。

舗装だった路面はすぐに切れ、

草付きの広い林道が続く。

まあ林道と言うよりは、

炭鉱の作業道だったのだろう。

広くて暑い道路を登って行くと突然前方が開け、

小高いボタ山が見えた。

小ぢんまりとしているが、

なかなか魅力ある風景だ。

左から回り込むと楽に登れそうだが、

あえて正面の急斜面に挑むことにした。

それは背後に広がる風景を期待してのこと。

ところがこの斜面は、

傾斜がきついだけではなく、

トゲのある木が自生していて、

そのトゲが身体のあちこちに突き刺さる。

思いの外苦労をして登って行くと、

期待通り背後には素晴らしい風景が広がった。

そしてCo.200でピークに出ると、

これがまたいい風景でワクワクする。

その西に230mのピークが見えており、

そこまで歩くのがまた楽しい。

左前方には「幌内」が見えており、

その姿を初めて目で確認できた。

遮るもののない風景というのは、

ホント飽きないものだ。

最後の詰めで下方に池が見える。

これは地形図にも記されているので、

水が涸れることはないのだろう。

ピークからは幌内地区が見渡せる。

そんなピークで昼食としたが、

もう暑くて暑くて食欲がなく、

カップ麺一個をようや流し込んだ。

そして下山。

下山も風景を楽しみながらだが、

もう暑さに参ってヘロヘロ~

加齢で体力が衰えゆく中、

暑さに対する耐性が、

体力の衰え以上に減退しているのでは・・・

それにしても素晴らしい風景、

魅力的なボタ山だった。

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