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2021.10.21 『447m峰』  夕張で紅葉三昧!

 今週も火、水曜日と二日間の出勤だった。

しかし来週は月~水曜日の、

三日間出勤となる。

少し注文が増えてきたようだ。

ただ、どこの注文もロットが小さい。

新型コロナウィルスの感染拡大による、

非常事態宣言が解除されたと言っても、

いぜんとして観光需要は、

先行きが不透明なままだ。

ユーザーも安易に在庫を抱えることはしない。

 今日からまた休みだが、

今日は終日雨の予報に、

また夕張で紅葉を楽しむことにした。

今朝家を出て向かったのは、

夕張市街地に入る手前の端っこだ。

道々3号線を走って行くと、

夕張市街地に入る手前で、

「夕張トンネル」を通り抜けることになる。

その「夕張トンネル」の、

栗山側1kmほどのところに、

「大蛇の沢川」に架けられた、

大きな橋がある。

この橋の下、

「大蛇の沢川」左岸に沿って、

一本の道が上流部へと伸びている。

これはかつて夕張市がまだ元気だった頃、

スポーツ振興の一環として造られた、

サイクリングロードだ。

今では見るも無残な状態になっているが、

あちこちにその名残が残っている。

このことは昨秋ここに初めて足を踏み入れて知った。

最初はこんなところに「サイクリングロード」?

と、驚いたものだ。

 今朝8時50分、

サイクリングロード入口の、

100mほど栗山寄りにある、

広い空き地を駐車地としてスタートした。

スタート時の道々3号線沿いでさえ、

既に素晴らしい紅葉が楽しめる。

歩道を歩いてサイクリングロードに入った。

昨秋はここの紅葉を遅い時期に見たので、

今回は今が盛期と確信し、

楽しみで仕方がない。

サイクリングロードは、

いったいいつから利用されなくなったのか?

舗装道路の上を泥が覆っている。

それに雑草が生えて、

なんとももったいない気がする。

しかし目当ての紅葉は、

期待した通り実に素晴らしい。

今日は終日雨模様、

との予報が外れて降っていない。

相変わらず精度の低い予報だが、

こういうふうに外れてくれるのは助かる。

また、スタート時の気温が6℃と低いため、

雨具着用が心地よい。

 サイクリングロードは、

1kmちょっと歩くと、

濃いブッシュに行く手を阻まれる。

そこで藪を漕ぎ一段上に上がる。

するとそこにもサイクリングロードが現れる。

このサイクリングロードが、

いったいどのように走っているのかは、

よくわからないが、

三段になっている部分もあるようだ。

二段目のサイクリングロードは、

少し行くと過去の災害で橋が流され、

沢床には激しい水に流された、

U字溝がゴロゴロ転がっている。

そこで更に一段上に上がると林道だ。

ハンターが入っていないか、

すぐ路面をチェックするも、

最近のタイヤ痕は見られない。

あるのはエゾシカとヒグマの足跡だけだ。

 広く立派な林道を歩いて行くと、

ここもまた紅葉の美しいところがある。

この森はモミジが多いので、

赤い色が次々出てきて楽しませてくれる。

そして林道が大きくカーブを描く、

Co.250で小沢に下り、

その先の小尾根に取り付いた。

このルートは昨秋も利用しているので、

全く問題ない。

尾根ははじめ急で細く、

スパイク長靴ではきつい。

滑落せぬよう慎重に登って行く。

それを過ぎると広くなり、

あとはブッシュをかわしながらの登行だ。

ほぼ直線的に登って行き、

最後は少々の笹漕ぎで、

10時55分、「447m峰」。

このピークに山名、点名はなく、

地形図上に標高点のみが記されている。

昨秋Hiromiとこの奥の、

「524m峰」を目指したが、

濃い笹に阻まれてリタイアした。

 下山は同ルートをたどる。

今回の最大の目的である紅葉は、

下山でもずいぶん楽しませてくれる。

途中で木の間越しに、

夕張の『冷水山』(702m)が見えていた。

その後林道に下り、

更に紅葉を楽しみながら歩く。

そして一段下のサイクリングロードに下りて、

直線的に進んで行くと、

休憩所だったであろうところに出る。

そこにはサイクリングロードの案内板や、

休憩用のベンチ、簡易トイレなどの設備が残されていた。

実にもったいないことをしたものだ。

 更に笹の中を一段下って、

最初に利用したサイクリングロードに出た。

あとはわずかな距離を歩いて、

12時35分、駐車地。

期待通りの紅葉を楽しめたことに感謝!

 

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