北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.10.18 『平和』(413m) 清水ノ沢ダムで紅葉を楽しむ
昨日はまた夕張に出かけた。
夕張に通って三日目だ。
そしてようやく青空に巡り合えた。
前日Hiromiと『400m峰』まで、
紅葉を楽しみながら歩いていた時に、
降っていたみぞれやあられは、
その上部で降雪となったようで、
夕張市の『冷水山』(702m)をはじめとする、
同高度の山々が皆真っ白に染まっていた。
更に、夕張から栗沢町万字に抜ける、
道々「夕張~岩見沢線」も、
積雪で通行止めが続いているそうだ。
昨日は夕張市清水沢から、
「清水ノ沢ダム」に入り、
ダム少し手前の空き地を駐車地とした。
その時点で既に素晴らしい紅葉!
この辺りも昨年の晩秋に訪れ、
紅葉の盛期に再訪したいと考えていた。
駐車地からダムに向かって歩き出すと、
地面の落ち葉さえカラフルで美しい。
「清水ノ沢ダム」は立ち入り禁止となっている。
幅の広い正門の横をすり抜けて、
ダム施設の北側を進む。
するともうわずかに面影が残る程度の、
「清水の沢林道」入口に至る。
ここからダム湖を見ながら歩くことになる。
旧林道は地形図に載ってえおらず、
全体が雑草と笹に覆われている。
時折樹木の切れ間から望む、
湖と紅葉が美しい。
林道跡は湖の北側の湖岸に沿って伸びる。
そして紅葉の風景をカメラに納めて行く。
ここの紅葉はほとんど人の目につくことがない。
いや、全くないと断言できる。
それ故、独り占めしたようで、
贅沢な時間を過ごす気分だ。
湖の西端が近くなると、
林道跡の笹が密度を増す。
それで湖を切り上げて、
適当なところで尾根に取り付いた。
笹の急斜面を登って行くと、
今度は笹が密生した古い作業道跡に出た。
何もない笹薮を歩くより、
作業道跡を歩いた方が、
いくらかでも楽なので、
それに従って登って行く。
この辺りも紅葉が美しい。
そして上部を走る林道に出た。
これは地形図に記された林道だが、
ここもまた廃道で雑草に覆われていた。
それを少し進み、
また笹が密生する急斜面に取り付いた。
傾斜がきついので、
笹をつかみながら登って行く。
笹は前日の雪が融けてベチャベチャだが、
雨具着用で問題はない。
前は笹で見えないが、
時々振り返って背景の紅葉を楽しむ。
そして尾根上に上がった。
この尾根は前日に登った、
『400m峰』と「平和」を結ぶもので、
先月Hiromiとこの尾根を利用して、
両ピークを結んでいる。
また、地形図には同尾根上にも、
破線林道が記されているが、
こちらは既にその痕跡さえ伺えない。
尾根上はモミジが多いので、
ここもまた美しい。
ただ、雲が多くなって、
日が陰ってしまったため、
紅葉の美しさが鈍る。
赤いモミジを眺めて歩き、
四等三角点「平和」。
先日訪れた際に標石周りをきれいにしておいた。
「平和」からは「清水ノ沢ダム」に向かって下るが、
距離が短いので短時間で下山。
期待通りの紅葉を楽しめたことに満足。
夕張は全市的に紅葉が美しく、
あちこちで素晴らしい光景を目にする。
しかし紅葉の盛期は短く、
数多くの地を訪れるのは無理だ。
まあ、焦らず楽しみたいものだ。
さて、今度はどこを眺めてみようか?
他の山域へも出かけたいしねえ・・・