北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2023.8.10 『奥千代谷』(オクチヨタニ・252m) 暑くてたまらん!
夏季の繁忙期がとうとう終わった。
盆前は今日まで出勤の予定だったのだが、
昨日の夕方全ての発送業務を終えたため、
ほとんどの従業員が有給休暇を取得して、
今日から盆休みに入った。
職場のおばちゃんたちは、
ラストスパートをかけて追い込み、
なんとか一日でも早く休みに入ろうとする。
そしてそれが毎度現実となるので、
この職場の最大の魅力だ。
今日から8連休となる。
今日も暑いくなる予報に、
どうしたものかと思案し、
短い行程で極軽装可能な山を選定し、
栗沢町へと向かった。
そして栗沢町上幌地区で農道から、
「千代谷川」に沿って伸びる、
「シコロの沢林道」に入った。
舗装されたこの林道を、
2kmちょっと走ると、
「千代谷貯水池」が現れるので、
ここを駐車地として徒歩でスタート。
ゲートがあるわけではないが、
歩くことを選ぶ。
広く舗装された林道は、
そのまま進んで行くと、
最高標高辺りで舗装が切れる。
すると荒れた林道となり、
車での走行は難しい。
ただ、そのまま進んで行くと栗沢町美流渡に下って行く。
舗装された立派な林道だが、
ここを通る車はめったにない。
一度オートバイの集団が走るのを目にしたくらいか?
歩き始めて1kmちょっとで、
前方に目指すピークが見えてくる。
そしてほぼ2kmほど歩いた地点で、
尾根の末端に取り付く。
取り付き点は笹が刈られて煩わしさはない。
この後も林の中に幅広の、
草がきっちり刈られた作業道が続き、
短パンでも全く問題ない。
足もとに出たキノコを目にした。
キノコを見ると秋の訪れか!?
と思いたくなるが、
現実はまだまだ暑さが続きそうな気配だ。
いくらかでも涼しい日陰の中を登り切り、
四等三角点「奥千代谷」。
何度目かのピークに立った。
この後一旦舗装林道まで下り、
向かい側に続く砂利の林道に入った。
その先には見たいものが二点ある。
一点目は林道分岐から1kmほど先の、
伐採地から見える北側の風景だ。
その中には駐車地の「奥千代谷貯水池」も見えている。
そしてその背後には、
この後登る予定の「萩の山」がくっきりと見えている。
そんな良い風景を見て二点目だが、
伐採地のすぐ先で右の枝に入った。
するとそこにはヒグマ捕獲用の箱ワナが仕掛けられている。
数年前に初めてここを歩いた時から、
この箱ワナは仕掛けられていた。
箱の最奥にはエゾシカのものと思われる、
太いもも肉がぶら下げられていた。
今も健在な箱ワナだが、
中にヒグマがいなくてホッとした。
またすぐ横には小動物用の箱ワナも仕掛けられていた。
ワナを見た後は砂利の林道を舗装林道まで戻り、
あとは2kmの舗装林道を楽々下って駐車地へ。
暑い!
とにかく暑い!!
2023.8.6 『有明』(225m) とうとう雨から逃げきれず・・・
日曜日の朝『姨失山』を下山すると、
心配していたに雨が降り出したので、
何とか逃げようと東へ移動した。
そしてむかわ町有明で「有明支線林道」に入った。
林道の入口を駐車地として、
徒歩でスタート。
この支線林道は、
「右の沢川」に沿って奥へと伸びて行くが、
「湯の沢川」に架かる橋を渡ると、
すぐに現れる右手の更なる支線林道に入る。
林道にゲートは設置されていないものの、
その先の農地奥で林道が崩壊寸前なので、
徒歩での入山とする。
林道は傾斜があり、
それを登り始めると雨が降り出した。
結局雨からは逃れられないのねえ・・・
ただ、この山行を終えおると、
すぐ帰途に着くだけなので、
濡れてもかまわないという覚悟。
暑くて雨具なんか着用できないし・・・
傾斜のある林道を登りきると、
突然右側が開け、
広い農地が現れる。
以前は一面緑の芝だったが、
実際には何を作っているのかわからない。
広い農地を見た後は、
樹林の中に続く林道を行くが、
途中深い雨裂ができており、
車両の走行は困難だ。
従って農地から奥にはタイヤ痕が残っておらず、
車両が侵入しなくなって久しいようだ。
150まで登ると、
広い伐採地が現れ、
林道はその中に続く。
私はこの風景が大変気に入っている。
今は緑が美しいのだが、
あいにくの雨で低くガスが立ち込める。
雨は強く降るわけではないだが、
ダラダラと降り続ける。
美しい伐採地を登りきると、
林道は再び樹林の中に入る。
しかし目指すピークはもう近く、
丈の低い笹の尾根に取り付き、
小ピークを一つ越えて、
四等三角点「有明」。
下山を開始して、
伐採地の東端に立ってみた。
そこからは北側の景観が素晴らしいのだが、
やはりガスが覆って、
遠くまでは見通せない。
ここから見える範囲の三角点ピークには、
等級を問わず皆登ってきた。
その一つ一つがよみがえる。
下山を開始すると、
少しずつガスが上がってきた。
そして雨も上がり、
駐車地に戻ってもかたずけが楽だ。
この後帰途に着いたが、
途中から雨模様となり、
いくらかでも東に寄ったことで、
強い雨を避けられたことに、
選択は間違っていなかった、
と自分に言い聞かせるジジだった。
そして締めはHiromiと「反省会」。
2023.8.6 『姨失山』(ウバウシヤマ・252m) 雨から逃れて・・・
7月の繁忙期が過ぎつつあるものの、
この週末の土曜日も出勤だった。
しかしこれで土曜出勤は一旦終わる。
仕事もそう忙しいわけではないので、
別に土曜日を休日にしても、
仕事量は十分消化できた7月だった。
せっかくの週一休みの今日は、
全道的に雨の予報だった。
それでいくらかでも雨から逃げられそうな、
厚真町で活動することにした。
今朝Hiromiを迎えに行き、
厚真町へと車を走らせた。
そして道々「平取~厚真線」の宇隆地区奥で、
「石油の沢川」に沿って伸びる林道に入った。
この砂利の林道は「宇隆~幌内線」という、
立派な町道だ。
林道を1kmほど走ると、
左手に地形図にはない林道が現れる。
「姨失山」へはいつもこの林道を利用する。
林道入口には空き地があり、
ゆったり駐車できる。
この地域では今日、
昼近くに雨が降り出す予報だったが、
山間ではそれが早まる可能性がある。
「どうか降らないでくれ~」、
と願いつつスタート。
林道は傾斜があり、
どんどん高度を上げて行く。
そしてこの林道の良いところだが、
常に視界が開けて風景を楽しめる。
前方奥に目指すピークも見えている。
林道は尾根に沿いながら、
左へと大きくカーブを描いて行く。
このカーブを過ぎてしばらく進むと、
深い沢形の向こうに、
登路の林道が手に取るように眺められる。
その標高にしてはずいぶん雄大な景観だ。
また、西側には厚真町の風景が広く見渡せるのだが、
今日は低いガスに覆われてほとんど見えなかった。
林道はガスがなければ北側の風景が広がる中を、
一旦下降して登り返す。
すると藪にまみれた作業道が現れるので、
やむなくこれに入る。
夜半からの雨に濡れた藪が気持ち悪いが、
ここは辛抱して進む。
全身ずぶぬれにはなったが、
高温の中で反面気持ちよくもある。
そして一等三角点「姨失山」。
久しぶりに見る一等の、
大きな18cm角標石だ。
下山は同ルートを引き返した。
雨が降り出す前に下山してしまいたい。
登路よりガスが晴れ、
いい景色が広がる林道だ。
景色を楽しみながら、
淡々と下って駐車地へ。
このタイミングで霧雨が降り出した。
その中でいくらかでも雨から東に逃げようと、
次のアプローチ地点へと車を走らせた。
2023.7.30 『熊ヶ澤』(235m)~『瀧澤』(154m) Hiromiごめん、選定ミスだ!
先日日曜日の午前中、
「川崎」(四等三角点)下山後、
月形町に移動し、
コンビニ弁当を食べて、
「須部都川」に沿って伸びる農道を走り、
中野地区に向かった。
この農道の先は「月形ダム」となる。
ダムの手前2kmほどの地点、
右手に林道の入口が現れる。
この入口を駐車地とした。
ここから林道を歩いて、
二つの三角点を巡る。
こちらも「川崎」同様、
暑い中を軽装で林道を歩くこととした。
ところが・・・
車外に出るとやはりアブがうるさかったが、
もう「オニヤンマ君」はやめた。
スタートするとすぐ斜度のある林道が続く。
ただでも暑いのに、
汗が噴き出した。
そして登りきると、
針葉樹林の中に、
平たんな林道が続く。
路面には水たまりが現れ、
ドロドロで気持ち悪い。
この林道を最後に車が走ったのは、
いったいいつのことか、
路面にタイヤ痕が残っていない。
それどころか、
次第に路面を覆う雑草が濃くなっていき、
先のことが不安になる、
林道入口から1kmほど歩くと、
分岐が現れるので、
これを左に入ってまず、
「熊ヶ澤」を目指すことにした。
ところがこちらの林道は、
びっしり濃い雑草に覆われて先が見えない。
この日のいでたちでは、
とてもそこに入って行く気にはなれず、
あえなくリタイア。
私一人ならそのまま進むこともできるが、
Hiromiはすぐ草に負けて被れてしまう。
左の枝をあきらめて、
右の枝を進み、
「瀧澤」を目指すことにした。
しかしこちらの林道も、
次第に雑草が濃くなる。
そんな雑草の中に、
トゲを持つものがあり、
それに脚をこするたびに、
「痛っ!」、「痛いっ!」、
と声をあげる我々。
脚を見ると、
赤い擦り傷がたくさんできていた。
この林道がこんなに荒れているとは、
予想を大きく外してしまった。
「瀧澤」は林道のすぐ脇にある三角点。
しかしこちらも藪中に入る気にはなれず、
即リタイア。
そして来た道をトボトボと引き返した。
復路はしだいに雑草が薄くなっていき、
雑草に触れずに済むところまで戻るとホッとした。
それにしても予想をはるかに超える荒れた林道に、
山の選定を誤り反省!
駐車地に戻って帰途に着き、
途中で買ったアイスを食べながら走っていると、
田園の中で小麦ロールの風景を目にした。
なんだか秋の雰囲気漂う風景に、
秋の訪れが近いことを感じた。
2023.7.30 『川崎』(170m) 緑深き当望林道!
日曜日もまた蒸し暑いと言う予報に、
軽装で歩けるところへ、
と言うことで、
当別町「ふくろう湖」そばの三角点ピーク、
「川崎」に登ることにした。
「川崎」と言うと川崎市が頭に浮かび、
どうも都会をイメージしがちだが、
この辺りの地名らしい。
近くには「川崎橋」という名称も存在する。
日曜日の朝Hiromiの車を我が家に置き、
当別町に向かった。
その際Hiromiが、
地元で購入したと言う卵を持ってきてくれた。
我が家は女房と二人暮らしだが、
卵は大好きで欠かせない。
卵自体が品薄で大変貴重なこの時期に、
ありがたい贈り物だった。
そしてこの卵は15個入りだから、
更に助かることとなった。
当別町で「ふくろう湖」に架かる、
「望郷橋」手前を左手の林道に入った。
砂利道の林道を1kmほど走ると、
左手に「当望林道」の入口が現れ、
広い駐車帯があるので、
これを駐車地とした。
準備をするため車外に出ると、
ブーン、ブーン!
アブだ。
アブがひどい!
そこで早速「オニヤンマ君」を試すことにした。
これまでブヨや蚊には効果があるんだかないんだか、
さっぱりわからなかったが、
アブで試してみると結論が出るだろう。
高さのあるゲートをくぐり、
「当望林道」に入ると緑が濃い。
春めく新緑も美しいが、
色濃くなった今の緑もまた美しいものだ。
この日は終始曇り空で、
日が出て直射日光に焼かれるより涼しい。
それでも真夏の湿気が容赦なく汗を噴き出ださせる。
ところで「オニヤンマ君」だが、
やはりダメ!
アブやその他の吸血昆虫に対して、
目立つよう帽子のてっぺんに付けているのだが、
頭上をアブが飛び回るだけではなく、
帽子をかぶった頭に当たってくる。
結論、「オニヤンマ君」に防虫効果なし!
頭のてっぺんで、
歩を出すたびにブラブラ揺れて煩わしいだけだ。
ゲートから1.5kmほど歩くと、
上空を走る送電線の下をくぐる。
すると間もなく林道の右手に、
送電線を保守管理するための作業道入口が見える。
これに入って一旦下り、
沢形へと下降する。
そこに池ができているが、
水は濁ってきたない。
そして足下には動物の骨が。
おそらくエゾシカのものだろう。
こういうものはなるべく見たくない。
ドロドロの沢形から作業道は急斜面に続く。
滑る斜面を手をつきながら登る。
長靴ではなく、
登山靴を使用してよかったと思わせる場面だ。
なんとかよじ登って、
足もとが安定すると目指すピークはすぐだ。
送電線の鉄塔まで登り詰め、
その基部に四等三角点「川崎」。
送電線が伸びる南北の風景が見通せる。
Hiromiが初登なので、
久しぶりのバウム儀式。
私としてここに立つのは3度目。
初めて訪れた時は、
笹が濃くて標石を見つけられなかったことを思い出す。
下山は同ルートを引き返した。
一旦ジメジメした沢形に下って、
林道に登り返して「ホッ・・・」。
そしてまた緑深き林道を歩いて駐車地へ。
まずまずの良い林道歩きを楽しめた。
暑い中ではあるが、
体力を維持するためにもう一山行!
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