人が発するメッセージについて考えました。
ニュースなどで、国際政治などの場面で「誤ったメッセージを送ってしまう危険性」といった表現がよくつかわれます。
人間は基本的に言葉を使って互いの意志の伝達を行い、同時にボディランゲージなどがこれを補助したりします。
でも、ここいうことはそんなたいそうなことではありません。
今目の前の現実に絞って書きます。
中学3年生が、この時期「仮評定」というものを学校から受け取ります。
今中学校は二期制ですので、前期の成績は9月いっぱいで一度評価され、それを10月初めに受け取ります。
仮評定とは、これに先立って7月に受け取る仮の評価です。
当然、これがそのままストレートに本評価になるものではありません。
この「仮評定」が内に秘めたメッセージ、これが問題です。
仮に、ある評価が「5であったら、それは「本評価」とどういう関係があるのか?
同じく「4」だったら?「3」だったら?「2」だったら?「1」だったら?
これについて、それらの数字に込められているメッセージがなんであるのか、どう解釈すべきであるのかが重要で、それを読み誤ってしまったら全く意味のない数字で終わってしまいます。
今、教室では夏休み前の保護者面談を毎日行っています。
そこでは、プロの目から見たこうした大事な話を行っています。