成長?変身?進歩?

2020-07-20 22:54:53 | 学習塾・勉強の仕方
去年夏に入会してきた、現在中2の生徒たちが、一年経って漸く勉強のペースらしきものが掴めて来たと見え、このところ急速に理解力が上がって来ました。正直、この一年というもの、彼らとは戦争でした。言っても言ってもなかなか行動に移してくれないし、言うことは嘘混じりで何を信じてよいかわからない。毎回同じことばかり教えているような感じでした。有難いことに~それが大切なことなのですが~保護者の理解と共同歩調とがあったことが、結果的に彼らとの我慢比べに勝てたことに繋がったのだと思います。その意味では、初め悪くて終わりよし、の見本のようでもありますが、もとより彼らとの時間はまだまだ終わりではありません。せいぜい今は一段落ついたくらいのものでしょう。でも、嬉しいことに、先週末、彼らの方から言って来ました。「先生、次のテストは9月3日4日です。次の塾のテスト対策期間はいつからですか?いつからやれますか?」
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再考:互いにやるべきこと

2020-07-20 21:19:11 | 学習塾・勉強の仕方

今でもたまにおられますが、保護者の方が学習塾を魔法か何かでも使って子供たちに安直に勉強(の仕方)や覚え方を教え込む場所とでもお考えであったとしましたら、それは大きな間違いです。

勿論勉強の仕方や覚え方を極力噛み砕いて子供たちに教えますが、それも、子供たち自身の「覚えよう、できるようになろう」と思う気持ちを常時持ち、それを行動に移すこととがセットになって初めて実現するものであって、それなくして安直になどできるものでは決してありません。

こういうことは、正直なところ、もはや常識以前の話だと思うのです。その常識を共有して頂けない場合には、たとえここで勉強を始めても、結果を出すには相当の時間がかかるでしょう。

生まれるに際して、雛が卵の内側から殻を突き、親鳥が外側から殻を割ってやるという共同作業が必要であって、子供は自習もしない、宿題もやらない、保護者はこれらに対して有効な策を講じようとしないことは、互いにとって不幸な時間でしかありません。

勉強をできるようになる、というのは、マジックや一時しのぎの誤魔化しでどうこうできるものではありません。

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