アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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 アフガン・イラク戦争も金正日もNO!!搾取・抑圧のない世界を目指して、万国のプレカリアート団結せよ!

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TPP資料集・関連情報(この後も追記あるかも)

2011年02月22日 22時19分04秒 | 一人も自殺者の出ない世の中を
 一刻も早く「浦島太郎」状態から脱却すべく、資料集めを開始しています。

■ TPPが日本の農業をダメにする!(四トロ同窓会二次回掲示板より)
 
 最近聞いた「こわぁ~い」話をご紹介。某有名農業ジャーナリストの「O野」さん(仮名)からの話。
 http://www.geocities.jp/yaoyahyakusho/muramachi/home.html
 http://renqing.cocolog-nifty.com/bookjunkie/2011/01/post-fbe2.html

●米価が暴落している
農家は農協にお米を売るわけですが、農協では相場が決まるまで、「仮払い」をするそうです。
例えば1俵あたり1万2000円くらいだな?と思ったらそれだけ払っておく。
しかしあとで相場が1万4000円くらいに決まったら追加で2000円払う、という事になる。
ところが、もう去年あたりは米価が暴落して、山形では1俵9000円になってしまった。
埼玉の場合はなかなか仮払い金額が決まらず、年を越して5000円に決まった。
しかしでは、1俵あたり、1万7000円くらいかかるそうです。3分の1以下。作るだけ損!

●借金の返済ができない!
農家は生産者米価が多少下がることを見越して、借金計画をたてて農協から借金し、機械を買ったんですが、
米価が予想を上回るほど大幅に下がっているため、借金返済のメドが立たなくなっています。
数千万、一億という借金を返せるめどがたたない。
農地が借金の担保になっているんですが、そもそも農地価格が暴落し、担保価値がなくなっています。
政府・農協の主導でやってきた減反と農業近代化は完全に裏目に出て、いまや百姓不良債権と化している。

●早く機械がこわれろー!
農業機械の値段は、大型トラクターが400万くらい。コンバインが3~400万。田植機が300万。
お爺さんの話。いつやめてもいいのですが、農家の後を継ぐ人がいないため、やめるにやめられない。
そこで機械がこわれれば、いまさら新しく機械を買うために借金して毎月毎月何年もかけて返済しながら
農業を続けていくなど無理なので、やめるきっかけになる。早く機械がこわれろー!と念じている。

●日本人の食う米がなくなる
いま年間800万トンの米が作られています。それはほとんど70、80の高齢者によって作られている。
食糧自給率が下落している中で、米だけは減反と高い関税障壁のおかげでほぼ完全自給状態です。
しかし政府の試算によると、おそらく今後急速に米の生産は減少し80万トンくらいになるだろう。
それは中国の金持ちなどに売られ、日本には残らない。いったいわれわれは何を食ったらいいのか?

●百姓がどんどん消えてゆく
恐ろしいグラフを見せられました。農業人口の年齢別構成比の90年、95年、2000年の比較です。
90年、一番多い世代は60~64歳。95年は65~70歳、2000年は70~74歳。
五年ごとに5歳ずつ、少しずつ減少しながらグラフが移動している。
そうすると2010年の場合は80~84歳がピークになっているはずです。
日本の農業人口は全労働人口の3%。われわれが食べているお米の半数以上は70歳以上の人が作ってる。

●過疎化で農村文化が消滅
それぞれの農村には農村の文化が生きている。しかし全国規模で廃村が進んでいる。
それに伴って農村と共に続いてきた伝統行事や伝統文化が次々と消えている。
農業の消滅は単に産業構造の一部が消滅するだけにとどまらず、日本文化の消滅を伴っている。

●アジアでも同じことが進行しています
中国は世界中から過剰資本が投資され、それが中国経済を急成長させてきましたが、
その資本があまりにも多すぎて使いきれない。そこで、中国はアフリカなど世界中に投資をしていて、
いま世界中の農地を買いあさっているそうです。アフリカの土地を大規模に買うと同時に
アジア近隣の土地を買っている。そしてそこにゴム、キャッサバ、パームやし、サトウキビなどを植える。
これらはバイオ燃料や自動車のタイヤのための農場です。
そのため、いままで米や野菜を作っていた農民が激減し、土地無し農民が増えている。
農民の中には委託されてゴムを作る農民もどんどん増えています。水田をつぶしてゴムを植える。
ゴムから樹液がとれるまでに7年かかる。モモクリ3年ゴム7年なわけです。
7年まえに植えていた農民は、いまゴムの相場が上がっているため儲かって儲かって笑いがとまらない。
いま植えた人は7年後という事になるけど、その頃には暴落するだろう、とO(オー)野さんは言います。
日本でも百姓たちは同じ経験をしているよ、と。
リーマンショックの頃にも、暴落が起こり、農民達は途方にくれたとか。

グローバリゼーションの中でいままでの「百姓の農業」が「企業の農業」に転換し、
百姓は食えなくなって消滅しつつある。これが現代の農業事情であるということです。
ラオス北部の2千メートル級の山に住む少数民族でさえ、米作りをやめてゴム栽培を始めている。
農民が消え、食糧生産をする人がいなくなったら、誰が食べ物を生産するんでしょうね?
農民の問題は、消費者の問題とも直結しています。
また農村の貧困化の根底にグローバリゼーションの進行が横たわっています。
グローバル資本主義は都市では失業者・ホームレスと使い捨ての派遣労働を生み出し
農村では農家の貧困化と百姓の消滅、という事態を引き起こしている。
農村の貧困化と都市の貧困化は同じ問題です。

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■ 「当たり前に行きたい、ムラでも、マチでも」
  TPPでは生きられない!座談会

TPP(環太平洋連携協定)というのをご存知ですか。まだ正体のよくわから
ないこの妖怪がわたしたちに襲いかかろうとしています。

 もともとは2006年に発効したニュージーランド、チリなど4カ国の小さなFT
A(自由貿易協定)だったものが、新たにアメリカ、オーストラリアなど数カ国
が参加を表明したため「バスに乗り遅れるな」とばかり菅首相が飛びつき、財界
や大手マスコミが政府の尻を叩き、その賛否を巡っていまや大論争となっています。

 それぞれの家庭にそれぞれの事情や都合があるように国や地域にとってもそれ
は同じです。相手の立場に配慮して協議をすすめるのが貿易交渉ですが、TPP
は例外なき自由化を強引に進めようとするものです。菅首相はこれに参加するこ
とを、明治維新、敗戦に次ぐ「第三の開国」と述べました。

 これが実行されたら、コメをはじめとして畑作物、乳製品から沖縄のサトウキ
ビまでほとんどが輸入物に置き換わり、食料自給率は14%まで低下すると農水省
は試算しています。これは地域の崩壊を意味し、人が暮らし続けることができる
バランスのとれた社会としての「日本」の終わりを意味します。

 マスコミの一部は「牛丼が200円になる」とはしゃいでいますが、労働力も自由
化され、際限のない賃金水準まで下がりつづけ、安い牛丼すら食えなくなること
を覚悟しておくべきでしょう。ワーキングプア、非正規社員はふえつづけ、農村
からの離村者なども含め、都市に失業者があふれることにもなりかねません。

 いったい誰のための自由化でしょうか。私たち農民はもとより、多くの人たち
にとって、なんのメリットもありません。どうか、みなさん。この愚挙、この暴
挙を阻止するために、私たちと共に立ち上がってください。

 2月26日に全国の百姓が東京に集まり声を挙げます。多くのみなさんの参加を
呼びかけます。

 日 時:2月26日(土) 午後1時~5時
 場 所:東京・明治大学リバティータワー2階1021教室(御茶ノ水駅徒歩3分)
 参加費:500円
 主 催:TPPに反対する人々の運動
 http://www.geocities.jp/yaoyahyakusho/muramachi/home.html
 http://renqing.cocolog-nifty.com/bookjunkie/2011/01/post-fbe2.html

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■ 2011年2月20日 長野県中川村 全村挙げてのTPP参加反対デモ(動画)

  

中川村全村挙げてのTPP参加反対デモに参加しよう!

菅首相は昨年10月に唐突に「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」交渉への参加を表明し、6月までに結論を出すと一貫して前のめりの姿勢です。

TPPは原則としてすべての品目の関税を撤廃する協定で、BSEの心配のある牛肉や遺伝子組換作物の自由化、食料自給率低下といった問題に留まらず、保健医療、政府調達をはじめ24にも及ぶ多くの分野で米国基準が押し付けられ、国内法よりTPPが優先されることになります。国内経済、国民生活への影響は甚大で、特に農山村では、地域経済・集落共同体そのものの崩壊(「限界集落」化)が懸念されます。

こうした中、村では中川村全村を挙げてTPP参加に反対する意思を発信すべく、各団体が実行委員会を組織し“TPP参加反対デモ”を行うこととなりました。

「食」「文化」「暮らし」「地域の未来」を変えてしまうTPP参加に反対するため多くの方の参加をお願いします。

と き
2月20日(日) 午後2:30 (雨天決行)
(集合場所)中川村役場庁舎前駐車場

(デモコース)
中川村役場庁舎前駐車場 ⇒ 沖町辻 ⇒ 下平 ⇒ 牧ヶ原 ⇒ チャオ駐車場

家族、子供も含め大勢のみなさんが参加してください。
音のでるもの(「空きカン」など)を持って参加ください。
※終了後は、チャオから役場までマイクロバスで送迎します。

中川村全村挙げてのTPP参加反対実行委員会 代表 曽我逸郎
上伊那農協中川支所・中川村議会・中川村農業委員会・中川村商工会・中川村建設業協会
中川農民組合・新日本婦人の会中川支部・農団労上伊那中川支部・中川村職員労働組合
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