アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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やんばる東村 高江の現状

2011年02月24日 11時29分59秒 | 沖縄の犠牲の上に胡坐をかくな
 この間、自分自身の職場人権闘争で忙しく、他の事について書く余裕が殆どありませんでした。ようやく職場の件が一段落ついたので、遅まきながら、他の時事問題についてもブログで取り上げるべく、資料集めから初めていきたいと思います。まずは、この問題から。

記事タイトルと同名のブログより

 (注:沖縄県国頭郡東村)高江は、約160人が暮らすヤンバルの小さな集落です。
 この集落をかこむように米軍のヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)を6つ作る工事が、始まっています。高江は米軍のジャングル訓練センターの真横にありますが、これでは訓練センターの中に高江があるかのようになります。高江では米軍へりが低く長く飛ぶのです。
 これ以上ヘリが飛んだら、しかも新型機オスプレイが飛んだら、高江に人が住めなくなる!と考えた高江の住民が、「自分の家で普通に暮らすため」に去年の7月から工事現場の入り口で、工事をやめてもらうために座り込みを始めました。

高江ヘリパッド工事再開2カ月  住民の会と防衛局、消耗戦 (琉球新報、2011年2月24日)

 東村高江のヘリパッド建設工事が再開されてから2カ月余りが経過した。12月23日の米軍ヘリのホバリングによって「高江ヘリパッドいらない」住民の会の座り込みテントなどが被害を受けたとされる問題の真相究明が進まない中、現場では工事が強行されている。防衛局と市民団体の消耗戦が続き、双方に疲労の色が濃くなっている。
 「これほど毎日防衛局が来るのは初めてだ。これでは生活ができない」。高江区の森岡浩二さんはため息をつく。現場には防衛局職員や作業員80人前後が大挙して訪れる。一方、住民の会は十数人。県内外から約50人の支援者が加わり工事の進行を抑えている。同区の50代の女性は「自分たちだけでは到底持たない。支援は心強い」と話す。
 防衛局は工事を再開した12月22日、現場の入り口に仮設ゲートを設置したが、市民団体側がゲート前に駐車してふさいでいるため機能していない。
 ゲート周辺にも進入を防ぐネットがクモの巣のように張り巡らされた。土のうを搬入する作業員らは、ネットが途切れたわずかな隙間から森の中に分け入っていく。その様子は異様ですらある。
 2月23日早朝。この日も防衛局と工事業者を乗せた20台以上の車両が列をなしてやって来た。支援者らが土のうの搬入を阻止しようとする中、両者が感情的になりもみ合いになることもある。
 「危険な作業はやめろ」。怒号が飛び交う中、ある作業員は「俺たちも生活が懸かってるんだ」といら立ちを爆発させた。その喧騒(けんそう)を、カメラを持った防衛局職員が淡々と撮影する。森岡さんは「裁判の証拠を集めているのではないか。これでは思うつぼだ」と悔しさをにじませた。
 建設予定地の米軍北部訓練場N4地区では木が伐採され山のように積み上げられている。N1地区では建設予定地への進入路3キロのうち150メートルが整備された。だが、防衛局職員は「作業が十分進捗(しんちょく)しているとは言い難い」と話す。現場の黒板に記された工事名は「北部(H19)着陸帯移設工事」。2007年度の着工から今日まで長引いていることを如実に示している。かたくなに作業を進める背景には工事が進展しないことへの焦りがうかがえる。
 防衛局は、ノグチゲラが巣を作る3~6月は、重機を使う工事を控える方針だ。ただ、真部朗局長は22日の会見で、重機を使わない作業を進める可能性について「まだ詰めていない」と含みを持たせた。あと5日―。期待と不安が入り交じりながら住民の会はその時を待つ。

●動画資料集(前記同名ブログに掲載分より)

・やんばるからのメッセージ~高江の記録~(10分版)
 

・Osprey V-22, Don't Fly Over Us(海兵隊北部訓練場とオスプレイの危険性について)
 

・東村高江集落上空を飛行する米軍ヘリの現状
 

●ヘリパッド建設工事中止を求める声明(同上)

 2011年2月23日
 防衛省による米軍ヘリパッド建設工事の強行に
 強く抗議し建設計画の中止を求める声明

 JUCON (Japan - US Citizens for Okinawa Network )
 Us for Okinawa
 「沖縄に基地はいらない!」全国同時アクション
 WORLD PEACE NOW
 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック
 ゆんたく高江

私たちは、防衛省沖縄防衛局による東村高江での在沖米国海兵隊のヘリパッド建設工事強行に強く抗議します。さらに私たちは、日本政府およびアメリカ政府に対し、高江での米軍ヘリパッド建設計画を、早急に中止することを強く要請します。防衛省は、建設に反対する住民・支援者を力づくで排除してはなりません。

沖縄防衛局は、東村高江において、建設中止を訴える地域住民を無視し、100人から200人の職員・作業員を動員して住民を威圧しながら、米軍ヘリパッド建設工事を強行しています。建設現場において、ダンプカーにより大量の土嚢が運び込まれ、ユンボーが稼働し、樹木が伐採され、抗議を続ける住民の頭越しに砂利の入った土嚢を投げこむなど危険な作業が続けられています。住民のなかには転倒により怪我を負う人々も出ていると伝えられています。

米軍ヘリパッドは、無障害物帯を含めて直径75メートルの巨大なもので、高江の集落を取り囲むように6か所に建設される計画です。さらに、そこで行われる米国海兵隊の軍事演習には、大型の垂直離着陸機オスプレイを使用すると伝えられています。巨大ヘリパッドの建設とオスプレイによる海兵隊の軍事演習は、耐え難い爆音と墜落の恐怖をもたらし、地域住民の生活に大きな危険と不安をもたらします。さらに、ノグチゲラ、ヤンバルクイナなど多くの固有種が生息し、生物多様性に富む「やんばるの森」の環境も大きく悪化させることになります。
 米軍ヘリパッドの建設工事が強行されている東村高江は、人口が約160人で、そのうち中学生以下が約20人の小さな集落である。住民を軍用機の爆音や墜落の危険にさらすことは、基本的人権を無視し、平和で健康な生活を保障する日本国憲法に背くことです。
日本政府は、地域住民の安全で安心な生活を保障するために、また、生物多様性の保全と持続可能な利用を重視し、環境・人権・平和を優先して、高江の米軍ヘリパッド建設を中止するべきです。

◆この件に関する問い合わせ先
Japan - US Citizens for Okinawa Network (JUCON):
http://jucon.exblog.jp/
TEL:052-459-1753, FAX:052-459-1751
Us for Okinawa:http://us-for-okinawa.blogspot.com/
「沖縄に基地はいらない!」全国同時アクション:http://nobase.org/
WORLD PEACE NOW:http://www.worldpeacenow.jp/
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック:http://www.jca.apc.org/HHK/
ゆんたく高江:http://helipad-verybad.org/
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