二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

漬けたり、コストコ行ったり

2013-06-22 22:48:16 | おうち歳時記

らっきょうを今年はお友だち3人で漬けました。
鳥取砂丘産をひとり2Kg。ピーチクパーチクの皮むき作業で
投げ出さずに済みました(笑)。甘酢ですが、使った砂糖の
種類や量がそれぞれに違うので、「完成したらしようね」 と
約束をした“食べ比べ会” が楽しみです!

 

らっきょう漬けの次は梅干し。
今年、馴染みの八百屋のおじさんのイチオシ南高梅は
福岡県産!! はじめに青い南高梅が入荷されては完売し
を繰り返し、いよいよ好みの大粒、黄色み(熟したもの)
が並びはじめました。しかし、おじさんはそこから更に
丁寧に熟します。4Kgを分けてもらいました。

ヤバクね? ギリギリじゃね? というところまで追熟を
しているので、すでに実がとてもやわらか! うまく漬ける
ことが出来たら、見事な梅干しになります!!
ですのでハードルを上げて挑戦することにしました(笑)。

「こやつば漬けると一気に白梅酢が上がる」 と言われ、
念のため赤じそも早々に購入しました。赤じそは葉だけを
千切ってジップロックで冷蔵保存中です。

それから、すももサワーを仕込みました。
少し前、梅、氷砂糖、玉姫酢で作った梅サワーが完成して、
それが異常に美味しい!
たちまちサワーに魅せられてしまいました(笑)。

 

らっきょうを一緒に漬けたお友だち'S が愛用のごま油を
プレゼントしてくれたり、素敵な色のマニキュアをプレゼント
してくれました。ありがとう!!

 

それからコストコに行きました。アサイー発見!
危険なレジ前に移動(笑)。レイズ(ポテトチップス) の大袋。
要らない、そんなに食べない、無駄になる、と言うのですが
どうしても譲りませんでした~オットが(笑)。

 

半分で一年分のピザを食べた感(笑)。

 


'13 6月 梅雨、湿(水毒) 出しの薬膳

2013-06-22 22:07:26 | 薬膳教室

海や川が身近な日本は湿気を生みやすい環境。
そこに梅雨の雨が加わり、湿気がダブルパンチの頃です。
レッスンがあった日はちょうど梅雨の晴れ間。
空には入道雲になりかけの雲が出ていました。
薬膳では、わたしたちの体の中にも自然界と同じ季節が
巡っていると考えるので、(体の中は) ちょうど梅雨から
夏へと衣替えをする時期に入っているのだと思います。
梅雨のケア(しっかり湿出し) をして夏に備えねば!

 

梅雨に起きる体のトラブルは
・むくみやすい
・消化器系(「脾胃」という) が活発になるので(消化器系の)
 トラブルが出やすくなる
・皮膚の表面に湿気が多いので細菌がそこから付着、繁殖。
 皮膚病になりやすく、治りづらい。
・体の下部に影響し、ねばねば停滞する感じや重い感じ
 などです。

わたしの場合“がっつり湿(水毒) 体質” なので、むくんで
むくんでむくみます。まぶたは重いし、指輪がきつく、全体的に
重くてすっきりしません。梅雨に起こりやすいトラブルの90%は
地で行っちゃってる感じです(笑)。

湿には外から受ける湿、外湿と、生もの、冷たいもの、油っこい
ものの食べ過ぎで生じる内湿があります。

江戸時代、貝原益軒さん(福岡県出身) は 「湿は体を痛める
のが遅くて深い。湿が体を侵すと深く入り込んで長く治りづらい」
と言っています。また、食養生では「酒、お酒、水などを多く
飲まず、くだもの、冷たい麺類を多く食べないのは内湿を防ぐ
ためである」 とも言っています。

「キンキンに冷えたビールが大好きなのですけどぉ」 と
聞くわたし。体の心配ではなく、飲めなくなることが心配(笑)。

「そんな時は寝る前にしょうがを摂ってケアしてね」 と先生。
良かったぁ、それなら飲める!(笑)。

じぇじぇ!!
実は“湿(水毒) と冷えはつながっている” ということが分かり
ました。今のうちから冷えケアも開始ですね!!

 


今月は湿を汗や尿として排泄する食材、皮膚から発汗作用
を手助けする
食材、胃を立て直す粥、気を巡らせて湿を取り
除く芳香食材を
使いました。利き酒ならぬ薬膳茶(笑)。
月替わりで3種あります。
むくみによい小豆のお茶、とうもろこし
のお茶、利尿作用のある
烏龍茶と豆乳をブレンドしたお茶です。
とうもろこしのお茶は
ヒゲと薄皮を使います。
捨てるところにも薬効が!(驚)。

 

一番好きだったお茶は、自家製豆乳と烏龍茶とはちみつに
薬膳食材のチンピを加えた薬膳茶でした。
「ロイヤルミルクティーの雰囲気で飲んでね」 ということ
でしたが微妙(笑)。豆乳が自家製だなんてそれだけで
贅沢な風味とお味! 替え玉したい美味しさでした(笑)。

 

湿出しの薬膳食材ヨクイニン(はと麦)、とうもろこしを
肉だねに入れたピーマンの肉詰め。フツーのおかずに
薬膳食材をお手軽in♪

 

サラダは胃腸にやさしいじゃがいも、湿出しのさやいんげん、
温めのえび!

 

淡いピンクのソース。つぶつぶは明太子…ではなくて、
目によいにんじんでした。すったにんじん激似ぃぃぃ(笑)。

 

フツーのおからも梅雨は具材に湿出し効果のものを使うべし!
薬膳食材の金針菜、きゅうりを加えて水分代謝を狙っています。
しめ鯖で補血、しいたけで胃腸を養う薬効も。
これぞ先生お得意の “お母ちゃんの薬膳”!!  バンザイ(笑)。

 

お粥は湿出しの薬膳食材ヨクイニン(はと麦)、むくみとりの
小豆。この2つは梅雨のテッパン食材です。お粥のドロっと
したところが湿に絡みついて(湿を) 体外に出してくれます。
トッピングは炒ったはと麦と“豚みそ”。味噌の保存食は
先生が得意とするところです。食が進んで危険危険(笑)。

 

デザートは水ようかんで湿出しの小豆と、胃にやさしい
かぼちゃの2種です。かぼちゃは五行でいうところの梅雨(土)
の五色の黄色食材。薬効と五色がマッチしたデサートでした!

 

先生は毎月何かしら目新しいものを紹介してくれます。今月は
“コーン味噌”と、
“炒った薬膳食材ヨクイニン(はと麦)”。
とうもろこしの味噌は世界初、福岡発! の商品です。これなら
毎日湿出しのみそ汁が摂れる!! ということで早速分けていただき
ました。はと麦は、パカっと弾けることが大切だそうです。
香ばしくて、食感はあられみたい。美味しい!

 

今月は漢方薬の先生も同じクラスでした。
漢方薬は単独で使用することはなく、長所も短所もある生薬を
組み合わせて対応しているそうです。ちなみに漢方の“方” は
「数種類」 の意味。しかしながら、話に出てきた生薬は生姜、
にんにく、やまいも、しそなど普段食べているものもわりとあるので
薬と食べものの線引きってファジーだなあと思いました。

これまでにいろいろな食べものを食べた試行錯誤の中から、
薬のような働きをする食材が発見されて生薬になったということ
ですね。よく分かりました!!

それから、生薬は自然のものなので、体にやさしく効き目が
穏やか…というというわけではなく、即効性のあるもの、
副作用を持つものもあるそうです。それって本末転倒! 恐い話。
“扱いに安心安全なもので購入しやすい生薬” が中心の
薬膳を学べたらいいなぁと思いました。

ふだんの食事は薬膳で。それで改善をしなければ漢方薬で。
それでも改善しなければ西洋医学へとレベルを上げていけば
よいということも習いました。

 

気を補う漢方薬を全員で試飲したときのこと。わたしは
たいがい苦手なものはありませんが、これは、どうにもこうにも
飲めませんでした。しかし、隣のお譲さんは飲める飲めると
言って、わたしの分も飲んでくれました(笑)。
気を補うことが必要な人と、必要でない人の違いです。

 

ふむふむと話を聞いていたら、体に異変を感じていることを
相談したくなりました(笑)。まずは血の不足、血の機能が
衰えた状態から改善することになりました。

煎じ薬の真空パックのイラストが妙にリアル(笑)。
ひどい顔をして試飲したら先生が「一緒に溶かして飲んでね」 と
甘い飴をくれました(笑)。

でも、それでも飲めないのでエキス剤にしました。
煎じ薬とエキス剤の差を伺ったところ、“コーヒーをドリップ
するか、インスタントで飲むか” という違いだそうです。

 

コーン味噌(福岡健美工房)

http://www.iscat.co.jp/