来客様いらっしゃーい!
干支マカロンをお出ししたら歓声でした。
めちゃ かわいかろ~。
お正月から数えて七日は人日の節供、七草粥を食べる日。
人日の節供(五節供のひとつ) になったのは、七種の菜を
食べると万病にかからないという中国の言い伝えと、日本
にも平安時代からあった七草を食べる習慣などが習合された
ようですね。
今年もスーパーでパック詰めを買いました。
セリは、身体の余熱を取る、血圧を下げる、胃を丈夫にする
利尿作用、血を浄化する。
ナズナは、健脾、止血、むくみとり。「肝」によい。
ゴギョウは、咳に効いて痰を切る。
ハコベラは、血をきれいにする。
ホトケノザは、胃腸をよくする。
スズナは蕪のことで、消化不良や便秘、降圧作用。
スズシロは大根のことで、胃腸の調子を整えます。
体内の余熱を取ったり、「肺」を潤す作用や、利尿作用も。
七草の苦味は、春の五味「苦」そのもの!
早春の勢いのある “気” を身体に取り入れました。
わが家の七草粥は餅が入ります。
人日の節供(年中行事、ハレの日)なので。
ハレの日の食べものと言えば餅なのです。
それから、運気盛り、運を願って「ん」のつく、
こ “ん” にゃく(こんにゃく) を添えました。
こんにゃくは11月~1月ぐらいが旬。
腸の老廃物や毒素を外に出してくれるので、
消化不良や便秘の改善に有効。
薬膳では利尿作用があるとも言われます。
薬効が高いのは “生芋こんにゃく“ の方だとか。
今ごろは新物が出回る季節なので特におすすめ!
水分と臭みを徹底的に抜くと本当に美味しいと思います。
ただし、こんにゃくは身体を冷やす性質なので
(冷えが気になる場合は) 体を温める唐辛子やネギなどを
合わせるとよいかも!
オット仕事始め。
お味噌汁の具は蕪!カブが上がりますようにー。
お弁当づくりも始まりました。
フツーに思ってしまう面倒くささ。
ぎょえ!「弁当、今年も頼む!」と先手取られました。
おまけ付き。
わたしのテンションを上げるには、見た目も大切。
お弁当包み、新調!
お弁当バッグ、新調!
ご無事に帰ってきてねー。行ってらっしゃーい。
元旦に帰福。
年末、リビングに飾った鏡餅の盛り物に
「年神さま、来てくれたかなあ」と思いました。
室礼では、元旦には年神さまが、各家にお越しになる
と習ったので。
鏡は(神様が) 宿るところの象徴。
餅は(稲の霊が宿り) 人間に生命力を与えてくれるもの。
元旦の家ごはんは、おせち料理(で乾杯!)。
骨董屋で見つけた古い時代の重箱を使いました。
何と言っても(重箱の) その高さが素敵!
お正月に欠かせない郷土料理 “がめ煮”。
米俵(の形、豊作を願う) 揚げ。
口直しは、松(常緑樹、枯れることなく永遠に続く命を
願う) の型抜きをしたゆず寒天。おまけの栗きんとん。
正月2日。
白味噌と牛乳仕立てのお雑煮。
ゆでた丸餅とかつお菜(当て字は勝男菜)。
初詣 一社目。福岡縣国神社。
オットの職業柄、平和の守り神である場所は欠かせません。
殉職された方もまつられています。それと結婚式を大分縣
護国神社で行ったので、そのご縁もあって。
おみくじ。神様には見抜かれていた願望(笑)。
晩ごはんは、おせち料理の続きと、(おせちを作る仲間の)
甥っ子くんが大好きな唐揚げ。とても喜んでくれると
言うので、おせち料理と一緒に仕込む裏メニューの第1号に
なりました。博多 華味鶏(はなみどり) で作ると最強!
正月3日。
余り野菜のお雑煮。すまし仕立てに焼いた餅。
初詣は二社目。お櫛田さん(櫛田神社)。
干支の恵方盤。楼門の中ほど、頭上にあります。
針が今年の恵方(縁起の良い方向) を指しています。
本殿の次は夫婦恵比寿。
二人並んでお参りをしますが、今年もまったく呼吸が
合いませーん(爆)。
博多で1杯!、いや2杯、3杯、4杯。。。
今年もお世話になります、しらすくじらさん!!
幸先いいぞ!
〆にサバの棒寿司、間に合った~。
明日は鏡開き。
そろそろお正月も一区切りですね。
皆さま 本年も どうぞよろしくお願いいたします。
さて。
年末に友人たちと作ったおせち料理。
それぞれが実家に持ち帰りました。
帰省土産におせち料理が加わった、という具合です。
実家で重箱に詰める人、あらかじめ詰めて持ち帰る人。
わたしは詰めて持ち帰った人!
オットの実家へ。
感想は、次回から肉類(ローストビーフ) は無しで、
とのこと。
わたしの実家へ。母と弟夫婦分。
いつもなら亡父が採点をしてくれて万年60点とか65点!
けれど、努力賞は必ずくれました。
今回からは居ないので、今年からは家族 誰の口から
メッセージを届けてくれるのかとても楽しみでした。
で、父の言葉だなあと思ったのが弟の一言。
「盛り付けは腕を上げている」と。
ふたを開けた瞬間でした。
食べての感想は、父並みの60点とか65点でしたが(笑)。
かわいい義妹が、おせち料理に込めた願いや祈りを
話し相手になって聞いてくれたので嬉しかったです。
使う風呂敷も決めています。
オットの実家は名前に「藤」がつくので、藤の花模様。
実家の家紋は「桔梗」なので、桔梗の花模様。
弟夫婦は干支模様。今年の干支が正面になるように
包みます。
わたしはお正月に家事をしないので(しても日頃の10%)、
年の終わりに作り上げるおせち料理が、一年の台所納め
でもあります。
わたしの年中行事は、おせち料理作りで完結!
そして、年中行事の始まりは、おせち料理を食べること!
次も仲間と楽しく作れるよう、一年を無事に過ごしたいと
思います☆