二人暮らし 日々諸々。

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ふじももキッチン '19 3月終了

2019-03-06 11:39:53 | 薬膳教室

3月の教室は2日と3日。
無事に終了しました。

桃の花と菜の花で設えた立ち雛。
飾りはまぐりと桃の土鈴を添えて。

 

 

右手に花御札(平安神宮 弥生月は桃)。
その前にSghrのテーブルナプキンホルダーをふたつ。
お雛さまのように見える、と教えてくれた
5歳の女の子のアイデアです(笑)。

 

 

お菓子とお茶。
(ひな祭りの) お祝い感いっぱいに選んでみました。
生徒さまと上巳の厄払い&ガールズパーティー!

桃まんじゅう。
重箱に入れて、蓋オープン!と同時に歓声が
上がる仕掛け。

飴玉のような包みに入った紅白一対のお干菓子。
和三盆糖なので口の中でほ ろ り。
お茶は桃緑茶、桃が香る緑茶。

 

 

ワークショップ。
いただいた合わせ酢の、酸と甘を春季養生に
活かす作り置き、酢漬けじゃこです。
酢の殺菌と防腐・疲労回復などの健康効果と、
血をきれいにして流れをよくするなどの薬膳
効果、それからじゃこの健脳効果を考えました。

合わせ酢と米酢。
合わせる割合は各自のお好みで実習していただき
ました。完成品はお土産です!

 

 


今月の食事(教室では五季食楽と言っています)。
テーマは春めく季節の家庭薬膳。
暦は啓蟄と春分。
三寒四温の候で寒暖差が大きく、そのため
体と心が揺らぎ
やすい。不調を祓います。

食品のチョイスは、薬膳として食べる効果、
季節が見て取れる旬、栄養を考慮。

具体的には、寒さのぶり返しに注意。補養4つ。
補陰のため熱を冷ます。肝をいたわるなどが
メインです。


食前のドリンクは桃の白酒風ドリンク。
補気、補陰に通じます。

春の五色、緑の野菜でまとめたサラダ。
セロリ・アボカド・ブロッコリー・パセリ。
肝と脾を調和させます。




お肉料理は香りつくね。
体と心の揺らぎに香りは有効。
スパイス、香味野菜、ハーブの理気効果。
自家製のハリッサを添えて。



 

魚料理は旬のあさり。
あさりは、貝殻が生薬。
家庭では砂を出してから、殻ごとスープを取るような
ことをすれば(実はもちろん殻からも) 滋養たっぷり!
同時に自然で、ちょうどいい塩味です。

汁椀に新わかめ、菜の花、ミニトマトを盛り
万能ねぎをあしらいました。

 

 

(ワークショップ品の) 酢漬けじゃこを五色の混ぜ
ごはんにアレンジ。じゃこの漬け酢も加えるので
酢飯のようにもなります。
木火土金水、五色の鮮やかな色彩、様々な歯ごたえ
体を目覚めさせます。
“春眠不覚暁” の対策にも。



漢方ティーは、大分県産サフランと枸杞。
サフランは女性特有の不調向き。
枸杞はスーパーフードに選定。
薬膳では肝と腎の機能を高めます。

(ひな祭りの) ひな=ひいな、小さいもの。
小さきもの、可愛らしいものを愛でて心を
浮き立たせることも厄除け(に繋がる)!の
デザートプレート。

3月は七十二候に「菜虫化蝶(なむし ちょうと なる)」
とあるのでカップケーキを蝶々にへんし~ん!



 

今月もご参加いただきありがとうございました。


◎次回は4月6(土)、7(

 暦は清明、穀雨。
 穀雨は春の土用に重なる二十四節気でもあります。


 ワークショップ。
 春の土用は「い」のつくものを食べる!
 これにちなむ内容を企画中。
 

 五季食楽(お食事) は春季養生。
 暦の上では春の終わり、晩春の月。
 春の特徴が極まる土用期間を迎えます。
 
 季節の変化に心身を順応させること。
 それから心の在り様が不調の原因にもなる
 ので(春ならば木が育つように) のびのびと
 し
た気持ちでいることが大切。
 不調を遠ざけましょう!

 
 場所:大分県大分市。


 両日満席を頂戴しています。

 ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 



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