毎金曜日に届く九州の野菜と有精卵。
本日は10月10日~10月15日の薬膳的食生活です。
暦は「寒露」のはじめにあたります。
寒露とは朝晩の冷え込みがはっきりと感じられる頃で
薬膳的食生活では、体は冬じたくを始める頃です。
食材では、チンゲン菜が旬。根菜やきのこも充実。
チンゲン菜。
宅配野菜で届いたり、マンションのオーナーさんから
いただいたりでたくさん食べました。
血のめぐりをよくするので生理痛や肩こりによい
といい、貧血を予防します。冷ます性質なので
のぼせやイライラにも。
自家製かぼす塩を軽くぬってグリルしたブリカマと。
ブリは血など、人体の構成成分の液(といわれている)
不足の部分を補います。かぼすも潤す働きです。
茶わん蒸し。スープの代わりにしました。
具はチンゲン菜とえのき茸、豚肉です。えのき茸には
肌荒れを改善する作用があります。豚肉も潤す作用。
茶わん蒸しは、さんまの押し寿司と合わせました。
さんまは “薬の魚”。効能の多い魚です。
さつまいも。
薬膳としての効能はエネルギーを補ったり、
胃腸を丈夫にする働き。
秋は乾燥、秋の五腑は大腸(五行説)なことから、
大腸の乾燥=便秘になりがち、と考えます。
さつまいもの、胃腸の働きを活発にする効能を使って
便秘の予防や改善をします。
出そうとする力(解毒)をキープ!
朝はお味噌汁に、晩は煮ものにと食べました。
里芋。
白い食材は肺を潤すと言われている食材。秋は乾燥する
季節なので、こういった効能のものは気にかけています。
しょうがと茅乃舎だしで煮ただけ(笑)。
水菜は潤す効果の葉もの野菜。和え衣にも潤す効果の
松の実を使いました。どちらも乾燥肌の改善☆
根菜と塩鮭のごはん。根菜はごぼう、にんじん、しろいし
レンコンを使いました。ごぼうは腸を整え、にんじんは
便秘の改善、レンコンは白い食材=肺を潤します。
塩鮭はお弁当に用意した余り。塩で脱水しているので
パサつくかなあと思ったのですが、ふっくら美味しく
できました♪ 鮭は体を温める魚です。
長なす。
体を冷やす性質が強いので、温める効果のある長ねぎと
組み合わせました。タレにはごま油を。ごま油は腸に
潤いを与えるので、便秘に有効。皮膚も潤います。
ドライブのお土産に掘ったばかりの~しょうがを
いただきました。大きくてゴツゴツ。恐竜の足か!
というようなルックスで驚きでした(笑)。
しょうがは辛味。秋の五味の「辛味」に該当します。
風邪がはやり始める秋に
しょうがなど辛味のある食材を摂ると
秋の五臓の肺の働きを助け
(風邪の)予防になる。。。と、こんなふう。
冬じたく、冬じたく。
今週もおごちそうさまでした。
iBox(宅配野菜)
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