コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

春の奥久慈探索

2021-04-08 07:06:12 | 登山
散り始めた桜を見ながら、車で山里の集落を抜けながら走っていくと
樹々が芽吹きはじめて野花が咲く、のどかな集落の登山口に着きました。










今日はKさんと一緒にイワウチワの花を見ながら
岩場の着生ランを探し歩く予定ですが
とても静かな桃源郷のような里の景色を目の前にすると、まずは周辺の散策へと
足が向いてしました。

























スミレが咲く農道を歩くと、カテンソウ、ミヤマハコベ? 

今日は少々危険も伴うハードな探索を予定していますが、こんな静かな山里でしたら
半日くらい散策しても楽しいと思います。




・-・-・-・-・-・-・-





稜線はまだ芽吹いてなく、山桜が見頃でした。

奥久慈にアカヤシオがないのが残念です・・・・シロヤシオはあります。






















イワウチワの花は見頃をやや過ぎた感じでしたが
斜面に点々と咲いています。







奥久慈を歩けば普通に見られる花ですが、斜面を覆うような群落には
出会いませんでした。










一般ルートですが篭岩山へ向かうキレットは要注意です。
太いフジの蔓とやや劣化したトラロープ、支点にしている樹もグラグラで抜けそうな感じです。
ロープを持つ手に体重を掛けてよいものやら・・・・・
特に下る時は足場も少ないので慎重に。















途中から湯沢峡の源頭へ下りましたが
私がルートミスしたので再び登り返す羽目になってしまった (-_-;)

エ~、何とか下りた激坂をまた登り返すのですか・・・・なんてことはKさん言わず
これも楽しいです と言ってくれたので助かりました。
もともと探求心と体力を持っている方なので安心です。

稜線と違い谷底ではネコノメソウが多く見られ、房総の渓谷のように
苔や羊歯が綺麗でした。








ツルネコノメソウ、葉ッパが可愛らしい。

















ニッコウネコノメソウかな・・・・












対岸から見えた岩尾根へと向かいます。









今日は冷たい風が吹いていて快適でしたが、夏にはヤブも濃くなり辛い道になりそうです。

ここにはムギランが多く着生していました。


















這い上がった岩壁にはマメヅタランの大群落

















そのうち岩場全体を覆う勢いを感じます。











今回も岩場に着生するカヤランを何株か見つけました。

















蕾も確認できます。

絶景に咲く花景色も見てみたいです。

近くにマメヅタランもいました。









きっとウチョウラン、ヒナランも住んでいる雰囲気ですので
夏にまた再訪してみたいと思います。


4月6日










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