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家の電線の上に小白鷺がいた。
細い電線なのに、ピタッと器用にとまっている。
でも秋にこの辺に来た頃は電線にとまっても
ゆらゆら揺れ動いていた。
白鷺君、練習したのね。エライ!
まとめて今年のお芝居です。
4本だけど、ランキング形式でいきます。
基準は・・・んん~ん!どれも傾向が違っていて優劣つけがたいけど、
今回は刺激的エネルギーの優劣ということで・・・・
第4位
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2月1日 「わらしべ夫婦双六旅」新橋演舞場・中村勘三郎・藤山直美 他
年一回会う、若いときの仕事の先輩と行く。
お財布に負担の無い3階席。でも良く見えた。
ストーリーはたいしたこと無いけれど
勘三郎・直美の掛け合いはさすがに軽く楽しく、
爆笑の連続。
観客の笑いのつぼを心得ている感じが心地よい。
帰りのお茶では、いつにも増して会話が弾み、
心地よい一日となった。
第3位
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1月17日 「二人の約束」パルコ劇場・中井喜一・段田安則・りょう
娘を誘ったとき、「渋そうね~」と言って気乗りしない様子だったが、
「面白かった!飽きなかった!」との感想。
「30年後一緒にタイムカプセルあけようね」と幼なじみと約束。
律儀に約束を守り、楽しみに空ける日を待つ主人公・中井喜一
そこに記憶を失った男がやってくる。
「ほろ苦くて、切なくて、でも爽やかな中年純情コメディー」
・・・・チラシから
駄洒落ばかりとばす、お喋りで陽気な、でもさえない中年男が。
中井喜一。びっくりデス!
最近の端整で堂々とした役ではなく、かる~い役も出来るんですね。
さすが中井さん。
普通の役者が言ってもたいしたこと無い駄洒落、
でも中井さんが言うとなぜか観客大爆笑!
相変わらず変幻自在出さえない中年男を演じる段田安則も魅力的。
りょうも素直な感じで感じのいい演技。
久々に、安心してみていられる上質のコメディーを
観ました。
人の心の機微に触れるお芝居は温かいものが残りますね。
第2位
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1月7日 「新春浅草歌舞伎」浅草公会堂・中村勘太郎・七之助・市川亀次郎
片岡愛之助 他 昼の部
今年はやめようと思っていたが、お正月、
急に思い立ってチケットを取った。
急なのに友人が付き合ってくれて感謝です。
一 傾城反魂香
二 弁天娘女男白波
二は弁天娘の七之助のあでやかさが目に焼きついている。
一は 素晴らしいの一言。
不遇の町絵師又平(勘太郎)と女房おとく(亀次郎)の話。
どもりで、さえない又平を師匠は疎んじ、将来を悲観した
又平は死を覚悟する。女房おとくはそんな夫をひたすら
励まし、支える。
勘太郎は怪我の克服のために大変な努力をしている。
その努力が深みのある演技に結実したのかもしれない。
今まで勘太郎にはどこか不器用さを感じていたが、
今回の気迫あふれる演技には感動した。
頑張っているなぁ~♪
ひたむきに夫を支えるおとくの亀女郎は、
思わず涙ぐんでしまうような
しっとりとした演技をしていた。
若者ばかりの歌舞伎も面白い!
第1位
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1月26日 「泥花」中野光座・劇団座敷童子
小劇場の芝居は当たりはずれがあり、
友人達が気分が悪くなっても困るので、
ほとんど一人で行く。
今回は前回初演時の劇評がチラシに載っており、
これが激ぼめ。
だまされたと思って行ってみたら、素晴らしかった!!!!
感動の一言!
ラストシーン、感動の余り涙が滂沱と流れた。
一言で説明しきれないが、あえて一言で言うと、
意志と希望を持って生きる事の素晴らしさ!
小さな劇場なのに、ラスト!大きく動くセットに仰天。
紙ふぶき散る中主人公が力強く歩いていく盛り上がりは、
まるで、昔の小劇場のラストシーンの盛り上がりと同じ。
この高揚感と、爆発するエネルギーはいったい
なんて表現していいかわからない。
演劇の無限の可能性を感じさせる舞台だった。
(このほか圏外の作品も一つ見ました。でも忘れる事にします。)
今年からメインの舞台は月2回と決めました。
いい舞台を見ても、たくさん観すぎると感動が薄まりますもの。
どれを観ようかと迷うのも楽しみのうちですね。
足は伸ばせてませんでしたが(笑)
未だ二月、お芝居良く観てますね、
最近とんとご無沙汰です、映画もです。
あの大きさの鳥が(カラスより大きいのです!)
電線にとまっていると
なんだかひやひやして
頑張れっ!て言いたくなりますね。
お芝居はshigekoさんのモラのような
ものかもしれませんね。
お互い夢中になれるものがあって
よかった
会員の募集の記事がありました。
気になって...と言いますか☆銀河☆さんは何時も
どのようにして芝居を選ぶのかな?
なんて思っていましたのでね
最近では新聞の演劇批評の欄をよく見るようになりました。
来年は身軽な体になりますのでお芝居に行かれるかな
面白そうなのをお知らせしますね。
それともお誘いしてしまおうかしら?
同年代の芝居好きはほとんどいなかったのですが、
数年かけて、この世界に何人か
引っ張りこんでしまいました。
劇場に入った瞬間から別世界に身を
投じる楽しさは格別です。
自分以外の人生を我を忘れて体験できるなんて
ホント、スカッとしますよ。
選ぶ基準は、好きな俳優さん、好きな作者、
好きな劇団、とにかく好きから入って、
劇場に行くと、チラシをいっぱいくれます。
そこからまた面白そうなのを選んでいくと、
ほとんどチェーン状態で見続けることになります。
切符を買うときはイープラスやweb松竹とか
ほとんどネットで買えて便利です。
うさママさんも是非行ってみてくださいネ。
お仲間になりましょう~~