23日、友人に誘われ モノマチに行った。
モノマチ?全く予備知識無しです。
台東区は江戸の昔から、モノ作りの盛んな街で、今でもたくさんの工房や店がある。
この台東区南部地域一体が参加し、 新旧のモノづくりを知り、体験し、まちおこしをする催しらしい。
この催しが何なのかイマイチ理解できなかったけれど、『手作り』という言葉にひかれ二人で出かけてみた。
御徒町駅で待ち合わせ。
案内ポスターもチラシも駅に無く、見当がつかない。
隅田川に向かうそれらしき方角に歩いてみたけれど、何も無し!!
道行く人に聞いてみても反応なし。
どうなってるの??と思いながらも、マ、とりあえずランチね。
男性たちが次々吸い込まれていく店に、つられて入ってみた。
私は鳥と大根の煮物(限定20食・上の写真) 友人は朝仕入れた新鮮お刺身定食。
カウンター席で、頂いた。2種類とも美味しい。安い。 ちなみに私は680円 私で売り切れだった
ご飯を少しにしてもらったけど、「いくらでもおかわりしていいのよ、ゆっくりして行っていいのよ、」と店の人がとても親切。
普通のスピードで食べたけど、カウンター席から振り返れば、働くサラリーマン男性陣はもう誰もいなかった。
皆さん、貴重な昼休み、素早くご飯を食べるのね。 ご苦労様です。
しばらく歩くと、ようやく参加店が見つかった。ここは何と・・・・・箱屋。作り方など説明してくれます。
アクセサリーの箱とか、記念品の箱とか。 こちらは江戸風鈴の店。期間限定で張子を売っていた。
注文に応じ何でも作ってくれるそうです。
ここはメイン会場の一つ、大東デザイナーズビレッジ。
ここは、旧児島小学校のレトロな校舎を改装し、創業期のクリエーターを支援するアトリエが19室あるそうです。
ここも今日はお祭り!!
大混雑。 この催し、知る人ぞ知るなのね。
校舎の中に、若い人たちのお店がぎっしり。
友人は、ガラス細工のネックレスを買いました。
色々やり取りしながら買うのがまぁ、楽しいこと!!
都心なのに蔵がある なんともレトロな街並みが続きます。
「おかず横丁」・・・・・この名前にひかれて行ってみた。
昭和の商店街です。 私たちが子供の頃の商店街の面影が残ってますね。懐かしい~~
瀬戸物屋、かき氷と和菓子の店・・・・・ここでしばし休憩。
友人は、四角い氷を削って作る懐かしのかき氷。私は素朴な味の鹿の子を頂いた。
つくだ煮屋。昆布と、キャラブキの佃煮を買った。
話好きな友人が 「素敵な大皿ですね」 と一見無愛想なおじさんに話しかけると、
「これは昭和10年に親父が開店した時のもの」と、口跡滑らかに話し出し、戦争中の流し台の供出(銅製品)やらいろいろ聞くことが出来た。
銅の流し台は大皿が触れても壊れないが、銅の代わりにタイルを張った流し台は、大皿が少し触れても壊れてしまうそうだ。
「だいぶ壊してしまった」 と話していた。
この後、セールの柔道着の刺し子の布で作ったカバンを二人で買った。
店主がいろいろ説明してくれて、さらに店内にいた店主の友人たちが出てきて、
皆で、カバン談義。
ここはJRの高架下にできた、2K540という若い人たちの手作り工房が集まっている場所。
コーヒー店があったり、おしゃれです。
駅に降りてからしばらくは様子がわからず、今日の散策は失敗かと思ったけど、
終わってみれば、下町の人たちの温かい人情に触れることが出来た貴重な一日でした。
この街の中高年の方たちの人懐こさ、心のゆとり、気持ちのいいものでした。
若い方達もその雰囲気になじんで、感じのいい方が多かったです。
東京はずいぶん歩き回っていますが、御徒町と蔵前の中間地点は初めて行った場所。
まさに東京の下町探検でした。
写真から、解説からし、どこもかしこも昭和の香りでいっぱいですね。
楽しいモノマチ探検を私も一緒にさせていただきました。
こうしてみると東京も広いな~と思います。
昭和は遠くなりにけりと思いましたが、懐かしい昭和の雰囲気を十二分に味わうことが出来ました。
ありがとうございます。
お着物でお出かけでしたか?こういう町には銀河さんのお着物姿が良く似合います。
のんびりと童心に返りウロチョロしたいので花水木さんと同じように
私もご一緒させて貰いました。楽しい~。
大阪でも、昭和の香りがするところがあると時々、新聞に載っています。
何時か実際に探検したいです。
楽しそうな町並が続いていますね。
なぜか昔に戻ったようなそんな気がいたしました。今
こうした街がなくなっているので、懐かしさと共に行って見たくもなりました。ものづくり 手作り・・・いろんなものが
旧校内を利用して売られているのかしら?
バックもたくさんあってほしくなってしまいました。(笑)
まだまだ知らない東京があって、嬉しくなります。
お祭りのせいもあるのかもしれませんが、
ぎすぎすした様子はみじんも感じられず、
気分の良い散策となりました。
様子がわからないので
残念ながら着物ではなかったのよ。
次回また行くときには着物で行きたいものです。
時間と、重さの制限がなければ、
味噌専門店で、各地の味噌を買って見たかった!!
つくだ煮屋さんも、パックに詰めるのではなく、
小さなビニール袋に入れた後、紙にくるんで渡してくれます。
私は冷えるので食べなかったけど、
友人がかき氷美味しいと言ってました。
台東区は革細工の店や、バックの卸問屋、ガラスの店
などなど、小物を扱う所が多かったです。
「3丁目の夕日」 的な街並みが残っていました。
店の前には植木鉢に花が定番・・・・懐かしいですね~♪
旧校舎は、これから手作りで身を立てようという人達に
3年間?という期限を設けて
アトリエや、店として貸し出しているようです。
洋服、アクセサリー、ガラス細工、バック、いろいろありました。
写真のバックとても軽くて、綺麗な色でした。
私も欲しくなってしまいました~
最近ではこういう場所を残して町興しに頑張ってる所が増えてきたような・・・
八王子の南口の方にも狭いですが、何軒かのお店が
集まってる所があるのを知りました。
但し、飲み屋さんが多いのよねぇ・・・
先日行った群馬県の「たくみの里」も一寸似てるような
落ち着いた街並みで体験教室が沢山ありました。
面白いものを見ましたね。
おかず横丁は一か所に固まって昭和がありますが、
そのほかにも、結構広範囲に昭和があるのです。
広い道路に沿って、古い商店が並んでいたりしてね。
佐竹商店街というのもアットホームでした。
廃校になった小学校の中も、横に長い流しに、ずらっと蛇口が並んでいたり・・・・・
いずれ、壊され、街並みが消えていくのとともに、
人情も変わっていくことでしょう。残念なことです。
ここが観光地と違うのは、わざわざ作ったものでなく、
ここで生活をしている人たちの町であること。
問屋がバックのセールをしていたり、クリエーターが自分で作った小物を売っていましたが
お土産品的なものはありません。
東京の深さを感じました。
でも私たち年代にとっては生きてきた時代そのものなんですよね
懐かしい街並みやお店で触れる人情がまだ残っているのがうれしいですね
旧校舎を利用したアトリエに見える多くの若い人達…
こういう機会を利用して若者が集まり街が活性化されたら
「モノマチ」の意義もありでしょうね
建物だけとか店だけとか、単体で昭和を感じさせるものは
どこにもあるようです。
けれど台東区のこの辺のように、町全体に昭和の人情というか、
息吹を感じさせる所ってなかなかないですね。
>私たち年代にとっては生きてきた時代そのものなんですよね
町を歩くだけで、小さい頃を思い出します。
若い方も、このおおらかな昭和の温かさの中で
活躍できる場を拡大させてほしいですね。