§ 放置自転車

来週のシルバーウィークから、爽やかな高原の秋風をお届けします。


今回は戯言を。
それでは、ざれごとの始まり始まりです。

日本全国の駅前に放置される自転車。
歩行者の交通の妨げになる放置自転車。
放置自転車は悪者でしょうか？と言う何時もの戯言です。
天邪鬼の戯言ですから、その点をお含みおきを。

誰の目から見ても駅前の放置自転車は迷惑の何者でもありません。
天邪鬼の自分でも駅前の放置自転車を擁護することは難しいです。
それなら何を言いたいのかと、お思いの事と。
もしかして、駅前に放置する自転車所有者、利用者に対する苦言でしょうか。
いえいえ、それでは天邪鬼の自分と健全な一般市民の方と変わることがありません。
へそ曲がりの偏屈者が言うのですから、それでは面白くありません。
違った視点から、ひねくれた物の見方を。

駅への通勤通学で利用する自転車利用者。
買い物など繁華街などへの移動手段としての自転車。
地球にも優しい環境保全型の自転車を大いに利用しましょうと言う提案です。

郊外で良く目にする、通勤のご主人を送る奥様。
通学の子供達を最寄駅まで送る母親。
平日、自宅から車に乗せて送る姿は郊外の駅の朝の微笑ましい風景です。
地球に負荷を与えて居る等なんのそのです。
送りたくて、車を使っている訳ではありません。
歩いて駅まで行けばそれこそ地球にも優しいですし、本人の健康の為にも最高です。
でも、１５分、３０分、４５分と朝の忙しい時間に歩くのは根性が要ります。

それでは発想を転換しないでも皆が思いつく手段、すなわち自転車を大いに利用しましょうと言う提案です。
皆が自転車を利用すれば駅前に自転車があふれて、益々違法駐輪や放置自転車が増えてしまうとの危惧が生じます。
それでも、地球温暖化の防止や化石燃料の消費を考えればエコである事間違いありません。
駅前には自転車利用者を上回る数の駐輪スパースを設けるようにすれば良いのです。
ものは簡単です。
高い経費の掛かる建物や地下などの駐輪ではエコではありません。
また、駐輪場を管理する組織など作る必要もありません。
地方公共団体の天下りである、駐輪場管理団体など必要ないのです。
管理を必要とする程度の小規模ではなく、駅前に必要とする台数の倍とまでは行かないでもユトリのある駐車台数を確保するのです。
駅前の無料の公共駐輪場がある事が当たり前になる世界に日本をしませんかと言う事です。
時間の無い朝の駐輪場です。
マナーの悪い方、他人の利用を考えずに駐輪する方は必ずおります。
それを放置すると、利用できる台数が減ってしまう事は火を見るより明らかです。
でも、無料で管理しないという事は、この轍を踏む事は間違いありません。
どうすれば有効に無料の駅前駐輪場の利用効率が図られるかとの事です。
リタイヤした人たちのマンパワーを利用させて頂くのです。
ボランティアで働いて頂く事は社会にとっても、ボランティアにとっても大変良い事のはずです。
人間生き甲斐が無くては生きていかれません。
ボランティアの方達にはその生き甲斐を与えるのです。

受益者負担の現代の社会通念にあって、駅前などの駐輪所を利用するとき登録して利用料金を払っていることが多いはずです。
でも、歩道など市民の公共財産を使ったりしているのに、有料なのです。
人手が掛かるからですか？
デフレの社会にあって、安い自転車は１００００円を切る価格の物もあります。
駐輪場の利用料金が月あたり２０００円だとすると、５ヶ月経つと新品の自転車が一台買えてしまうのです。
そんな事を考えると誰しも、この駐輪に掛かる料金が妥当な料金か疑問を抱いていても可笑しくありません。
結局、決まられた有料駐輪場利用させるために、大義名分の放置自転車を取り締まる人員を配置するから料金が掛かるのです。
また、区や市の天下り組織を存続させる為に料金を取っているのです。

こんな理不尽な事を止めて、駅前に公共スペースの駐輪所を設けましょという提案です。
でも実際は駅前の一等地の土地取得には恐ろしくお金が掛かりますよ。

地方の空気のみ運んでいる鉄道やバス。
人を運ぶだけの運賃で自転車も運びませんか。
行きは元気に学校まで自転車で。
帰りは電車で。
買い物も行きは自転車で。
帰りは、バスの後ろに自転車を載せて自分は車内へと。
地方の公共交通の確保の為に法規などの見直しをしては如何。
自転車に市民権を与え、地球温暖化阻止に有効な手段を活用しませんかとの提案です。