週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#099 -’15. 民主主義の代償

2015年03月19日 20時56分29秒 | たわごと(少し硬派に振って)
アラブの春の発祥の地のチュニジアで惨事が発生した。
現時点で日本人3名を含む19名が命を落としている。
故無いテロにより天国に旅だった方々に対して哀悼の意を表します。

タイトルに有る通り、強権を持った独裁者が自国民の人権を無視する。
人の命も権利も顧みない独裁社会に於いてはテロ自体起きない社会が構築されている。
しかしながら、社会の前面には現れる事無しに沢山の尊い命も権利も奪われている独裁体制。
国民の自由も人権も無しに管理されつくしているからテロを起す隙間すら無い。
しかるに民主主義社会では基本的に自分と異なる価値観を持つ者も是認された開かれた社会である。

ジャスミン革命からアラブの春と呼ばれる、人民にとって輝かしい変化を遂げたと思われていたチュニジア。
なのに、こんなテロが発生する。
この様に貴重な人命が奪われる事が民主主義の対価なのだろうか。
主義主張に基づく政府と反政府勢力の武力衝突に伴い(特にAK47に代表されるアサルトライフル等。)の世界に拡散する事でどこでも起こり得るテロ。
イスラムだけではない、もし、独裁体制を打破した発展途上国の民主主義の対価ないし代償だとすると21世紀は何と悲しい世紀なのだろうか。

取り急ぎ書きかけ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンター