週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#289 -’16. 11月8日の雑感(U.S.A.の大統領選挙など)

2016年11月08日 16時38分15秒 | お山の日記
〇 アメリカの大統領選挙(大統領選挙人選出選挙)は4年に1度、「11月の第1月曜日の次の火曜日」と決められている。
アメリカ合衆国の大統領選挙が始まっる。(アメリカ時間で)
既成政治の打破を期待されるトランプ氏が善戦している。
マスコミも多くの知識人も反トランプを叫んでいる。
共和党の大統領候補であるトランプ氏が民主党のヒラリークリントン氏に善戦しているのである。
共和党の主流派の議員などの政治家も反トランプの旗を上げて居る人すらいる。

なのに、選挙が終了してみなければどちらに転ぶか分からない程拮抗しているのである。
と言う事は、裏を返せばそれ程ヒラリー氏の人気が無いのかと言う事である。
驚いているばかりではいられない。
七月の末に述べた『共和党候補に決定のトランプ氏、民主党候補にクリントン氏』の内容と殆ど変わることなく接戦なのである。
本来で有るなら大差がつく選挙戦になってもおかしくない問題児のトランプ氏なのに人気が衰えない。
それほどまでに、何かを期待しているアメリカ国民。
何かを変えてくれるかもしれない未知数のトランプ氏としての思いがあるのだ。
オバマ大統領が変化を訴えて勝ち取った大統領とは大きく違うのである。

アメリカ合衆国の国民は政治の変革を願う人が如何に多いかと言う事である。
オバマ大統領は共和党のブッシュ大統領に決別するアメリカの変革を強力に訴えたのと違うのである。
トランプ氏を支持する人々は、雇用など何か変革してくれるかもとの淡い期待で支持行動を起こしているかんじがする。
反対にクリントン氏では今と雇用も景気も何も変わる事の無い政治が続くと思っているようだ。

トランプ氏が共和党の指名を受けるまでは過激な発言をしても、民主党との決戦になれば現実的な路線に少し軌道修正するのが一般的である。
なのに何も変更する事が無いトランプ氏。
その、未知数な政治姿勢が諸外国にも不安を与えるのである。
それでもアメリカ人の人々から多くの支持を受けているのである。
日本のように、政権が変わっても霞が関の高級官僚が政治の一翼を担う訳では無いアメリカ合衆国です。
ホワイトハウスがガラッと変わる不安があるのである。

でも、トランプ氏が大統領になる可能性は非常に高い感じがする。
大統領選挙人の反乱が無ければトランプ大統領の誕生もありかも。

〇 先日の日経新聞にクルド人の部隊がISの重要な拠点であるモスルを奪回すべく攻撃を開始したとのこと。
イラク軍はISの拠点のファルージャを奪回しつつある。
一見、ISが駆逐されれば世の中の騒がしさが収まり静かになる感じがするが、現実はことなるのである。
戦力の不均等が大きくなれば成る程、自爆テロ的な活動が増えるのである。
ISの残党兵や信者が世界に拡散して少人数で出来るテロ活動に移行する危険が増大するのである。
クルド人の部隊に積極的に関与するアメリカ軍は武器も戦術も伝授するのである。
敵の敵は味方の理論が現実として消失すると、過去のユダヤ人と同じ国を持たないクルド人とトルコ軍との軋轢が顕在化する。
何とも難しい国際情勢である。
 
〇 雑感ではなく、下調べに行ってきました。
行った先は、日本料理の『瑞鳳』です。
お昼を頂いてきました。











日本料理の美しさには芸術性すら感じます。
コメント
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