国分寺崖線の端に当たる世田谷区に在る等々力渓谷に行ってきました。
九品仏の浄真寺を後にして、等々力渓谷に歩いていくか九品仏駅に戻り大井町線に乗って等々力に向かうか迷いましたが、電車に乗ることにしました。
二駅あるから即電車に乗ることを選択し駅に向かい等々力駅に到着です。(東急大井町線ですから駅間は超近いです。)
私が幼い頃は「とどろき」と言えば即脳裏に浮かぶのは轟でした。俳優さんで轟さんと言う方がいたような、大きくなって等々力の文字も「とどろき」と読むのだと知った次第でした。東京駅の丸の内南口、今のKITTEのビルの真ん前当たりから出ていました。都バスの経路としては六本木・渋谷を通り等々力ですから結構長い路線でした。それでも、都内統一運賃ですから都内から出ていた青梅駅行きの都バスより格段に安い路線でした。今は存在しているかわ知りません。
世田谷区の等々力渓谷公園のHPから一部引用させていただきます。
園路についてのご案内 (青地は引用した文章等です。)
等々力渓谷公園は、渓谷の自然的環境や景観を大切にしており、川沿いの園路は、歩きにくい箇所がございます。足元にご注意ください。また、幅の狭い箇所もありますので、譲り合って通行してください。
見どころ等
大井町線等々力駅近く、ゴルフ橋のたもとから階段を降りると、そこはまるで別天地の渓谷。多摩川に向かう谷沢川の流れに沿って散策路を歩むと、ついさっきまで街中にいたことがうそのような気分になってきます。等々力不動のみごとな桜、すがすがしい新緑、季節ごとに自然のすばらしさを思い出させてくれます。
公園内の案内図は「等々力渓谷公園案内図」をご覧ください。
英語のパンフレットは、こちらをご覧ください。
それでは等々力駅から成城石井を通り過ぎて右折して等々力渓谷にむかいます。勿論写真は全て家内と私がスマホで撮影したものです。
1 右手の階段を下りて等々力渓谷へ
2 周辺の地図も記載されれています。
3 石柱に等々力渓谷公園と記されていました。今は公園なんですね。
4 最初に降りると目に飛び込んでくるのがゴルフ橋です。
5 しっかりと確認して下ってください。
6 等々力渓谷は武蔵野台地の南端に位置しているようです。
7 この辺は少し遊歩道が狭い所もあります。
8 歩いて来た後ろを振り返り。
9 落ち葉が沢山小さな沢に浮かんでいました。
10 国分寺崖線の姿を垣間見る如くです。
11 環八の橋の下を通過です。
12 地層が良く表れています。赤土の関東ローム層と覚えていましたが、武蔵野ローム層と表記されていました。
13 先の対岸に見えるのが不動の滝と社です。
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15 弘法大師の幼少期の稚児大師像です。
16 数は多くありませんが、色付いたところもありました。
17 橋を渡って左手に行くと横穴墓群に行くことができます。
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19 橋の上から上流方面を撮影です。右手に見えるのが不動の滝です。
20 不動の滝の脇に建立されている弘法大師と観音様です。
21 稲荷大明神の祠です。
22 轟くところから等々力と付けられたとの説もあるとのこと。
23 等々力不動尊に向かう階段です。続きは追って。
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今日は今年一番の寒波だそうで、空も晴れ渡り碧空です。
23区内ですが、東京は結構緑が多いかもしれません。
こちらの等々力渓谷も上手に川底の低地とそれを取り巻く段差が構成されてます。都会の喧騒の構造物が隠れています。
遠くの景色を借景する技法ではありませんが、遮蔽することで大自然の中に居る感じです。
東京ディズニーランドが埋め立て地にできた時、夢を壊す外の景色を全て、樹木などで遮蔽したそうです。
等々力渓谷は川が地面を掘り自然と低地になったことで生き残ってきた自然です。
野川も千川も神田川もある意味同じ感じなのかもしれませんが、都市化に耐えて今に残っているのは嬉しい限りです。
いつもコメントありがとうございます。