東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

この10年間で3度目の大雪

2011年01月25日 | 田舎の話
       
日本海側の大雪には困ったものだが、この10年間で3度目の大雪という事になる。確か5~6年前と10年前だった記憶がある。

先週、田舎の南陽の蔵の屋根の雪が落ちなくて、屋根に梯子を2段掛けにして登り、積雪120cmあまりの雪を降ろした。以前、屋根から雪と共に落下してしまい、雪の下敷きになりかけて焦った記憶があ有り、今回はまだ日の当たらない早朝にやっつけた。

何しろ、100㎡の屋根には30t位の雪が乗っている訳で、放っておけば傾いて何れは倒壊してしまう運命にある。最近はあまり使い道もない為、いっその事潰れてしまった方が良さそうに思えるが、そんな無残な姿を見たくないという気持ちも有る。なんとなくみっともないのだ。

また、最近困ったのは除雪機が故障の連発で、修理に出すと5日間くらいは人力便りとなり、それでも容赦なく雪は降り続く。簡単な修理くらいなら自分で何とかなるが、車軸やロータリーなどがすり減ってしまったり、油圧や電気関係のトラブルでは全くのお手上げで、高い修理費を覚悟でなくなく販売店のお世話になる。つまり、使いすぎでガタがきている。

最近の田舎の屋根の雪下ろしスタイルは、屋根の雪止めを外して自然落下させ、落ちて山の様に貯まった雪をロータリーの除雪機で吹き飛ばすのが主流。町の中ではとても無理だが、隣に遠慮のいらない田舎ならではのスタイルだ。

今や除雪機がなくては生活が難しい位だが、80~90歳位の高齢者が機械を使うのも大変で、一人の作業となると危険性も有る。

こんな雪に閉じ込められたような暮らしでも、日中に日が照ってくると以外に風もなくポカポカ暖かく、すっかりのどかな空気が流れて平和そのものの1日でもある。よい汗をかいた後はお決まりで、ついつい缶ビールに手が伸びるのが困る。

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