東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

飯豊トンネルの開通 2013.06.30

2013年07月01日 | その他山関連
待望の飯豊トンネルが6月に開通し、山形県飯豊町の岳集落から福島県の川入りまで30分ほどで通行可能となった。(冬期間は通行止め)

南陽市から川入りまでは1時間弱となり、今までは遠い存在だった福島県側の飯豊連峰が身近になって楽しみが増えた。

また、トンネルの山形県側には広い駐車場が有り、五段山~三国岳~飯豊本山へのコースも興味深い。この登山口は標高800mなので、飯豊・朝日に共通の取り付きからの急峻な尾根は無く、飯豊には珍しい比較的なだらかな尾根歩きのコースにも見えます。景観はわかりませんが、夏でも早朝に取り付けば熱射地獄は避けられるかも?


飯豊と福島・喜多方結ぶ2林道、待望の開通 15日、着工から35年

山形新聞 6月6日(木)14時38分配信

 飯豊町中津川地区と福島県喜多方市を結ぶ2つの林道、飯豊桧枝岐(ひのえまた)線と一の木線が15日に開通する。着工から35年、途中で事業主体の独立行政法人緑資源機構が廃止されるなど紆余(うよ)曲折を経てようやく完成。県をまたぐ林道開通に地元の両市町は交流促進、観光振興を期待している。

 飯豊連峰の山すそを走る両線は全面舗装された幅7メートルの2車線。飯豊町側の飯豊桧枝岐線(8・1キロ)は飯豊トンネル内の県境から一の木線(5・7キロ)となり、喜多方市山都町に入る。12~5月は冬季閉鎖される。両線の事業費は計105億円。

 両線はかつて、飯豊町から福島県南部の桧枝岐村まで9区間計121キロの林道を整備する大規模林道構想の「飯豊区間」「一の木区間」として位置付けられていた。1978(昭和53)年に着工した飯豊区間は99年に完成し、一の木区間の完成を待っていた。

 しかし緑資源機構が官製談合事件をめぐって2007年度に廃止され、大規模林道構想は頓挫。完成前の各区間は福島県が事業を引き継ぎ、一部区間を中止するなど構想を見直した。このうち、工事が残り400メートルほどだった一の木区間は計画通り造成され、昨年秋に工事が完了。雪解けを待って開通することになった。今後は飯豊町と福島県が両線をそれぞれ管理する。

 開通を待ち望んでいた飯豊町は「喜多方市に直接つながるため期待度は大きい。観光、物流の面で交流を進めたい」。同市山都総合支所も「両市町の交流が深まることを期待している」としている。15日は午前10時から飯豊トンネルで開通記念式を実施。午後3時ごろから一般車両が通行可能になる。











【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌


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