山形蔵王で15年位前に蔵王ダムから名号峰方面を日帰りした記憶が有るが、山スキーがメインのため無雪期には殆ど訪れた事はなかった。今考えれば楽しみが残っていたので有難い訳で、鈍った体に少し気合を入れようと思ってやってきた。
祓川登山口から稜線までは長いが丁度登山道の刈払い後で歩きやすく、視界はないが標高が高めで清々しく急登もなく静かで中々良いコースだった。稜線に出ると世界は一変して多くの登山者やハイカーが行き交かっていたが、視界不良でお釜の姿も無いので熊野岳の避難小屋で小休止の後ドッコ沼を目指して下山。
ドッコ沼のヒュッテは一度は泊まってみたかったものだが、お客さんもそこそこいて1Fのラウンジは無垢のフローリング張りでジャズが流れている。ここで1杯¥600のコーヒーは諦めて外で自前のコーヒーで良しとした。
龍山まで足を延ばすはずがついついくつろいでしまい、後は温泉目指してゲレンデ内を下降して周遊は6時間半程度だった。
【関連サイト】 東北アルパインスキー日誌