雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 3月6日(火) 仕事終了直後に大雨でした

2012年03月08日 05時28分21秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月6日(火) 仕事終了直後に大雨でした

 6日昼間は、則子さんは12時から午後1時まで、毎月6日「広島の日」と9日「長崎の日」に、JR浜松駅前で浜松市原水協(原水爆禁止浜松市協議会)がずっとやっている「六・九行動」に参加しました。

 1960年代に、私たちの先輩の鈴木保(たもつ)先生が始めて、40年以上も受け継がれ、もう1100回以上になります。

 則子さんは、時間がある時には、できるだけ参加しています。今は、毎回、「核兵器禁止のアピール」署名と、被爆者への募金を訴えています。

  ☆

 ぼくは、今日は疲れたのか、目が覚めたら、なぜかもう午後4時でした。え、今何時?と時間感覚が混乱して、びっくりしました。いつも、遅くとも1時とか2時には目覚めていたので。朝に飲み過ぎたのでしょうか?

 「啓蟄(けいちつ)」は今日と思い込んでいたら、今調べたら、昨日の5日でした。

 つまり、太陽の「黄経」が345度で、気温が高くなり、大地が暖まり、冬眠していた虫や蛙が出てくる頃です。


 ☆

 夜中過ぎから雨の天気予報でしたが、なんとか仕事中は保って、事務所へ戻る直前からポツポツ降り始め、事務所で自分のアルトに乗り換えて家へ向かったら、大雨になりました。

 とても間の良い天気でした。天気さん、ありがとう。

 

放射能について 原発労働・白血病発症の基準を知っていますか?

2012年03月07日 05時46分22秒 | 原発・放射能ニュース

放射能について 原発労働・白血病発症の基準を知っていますか?

 放射線・低線量被爆の危険性を学ぼうと、いろいろ調べていたら、原発労働者で「白血病」などで「労災認定」されていた方がいます。

 原発労働だろうと、原発事故の飛散放射能だろうと、同じです。
 
 放射線が原因で、過去35年で10人が労災認定されています。白血病、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫の3種類に限られ、白血病 以外のがんについては認定基準がありません。

 1991年に労災決定された福島第一原発の死亡した労働者は、11ヶ月で40ミリシーベルトで「慢性骨髄白血病」になりました。
 
 浜岡原発で働いていて死亡した嶋橋伸之さんは、50.63ミリシーベルトで「慢性骨髄白血病」として労災認定されました。

 発症から2年1カ月。浜岡原発で約9年働き、29歳1カ月の人生だった。その間の被ばく線量は50.63ミリシーベルト。年間では最多の年でも9.8ミリシーベルト。」

 この労災認定の基準は「労働省労働基準局長」が昭和51年(1976年)11月8日に「各都道府県労働基準局長」宛に発した「基発第810号」です。ネットで見れます。

 この「基発」では
 
 ① 相当量の被ばく
 ② 被ばく開始後少 なくとも一年を超える期間を経ての発病 
 ③ 骨髄性白血病またはリン パ性白血病であること―の三要件を定めている。
 
 相当量の被ばくは 「五ミリシーベルト×従事年数」と解説で明記している。

  ☆

 年間5ミリシーベルト以上、以下、というと福島県では、どの地帯になりますか?

 「政府は警戒区域など2区域を4月から(1)20ミリシーベルト以下の「避難指示解除準備区域」(2)20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下の「居住制限区域」(3)50ミリシーベルト超の「帰還困難区域」―に再編する方針。環境省はこのうち、避難指示解除準備区域と居住制限区域の除染を優先し、帰還困難区域についてはモデル事業の結果を受けて判断するとの工程表を示している。」

 つまり、労災基準の年間5ミリシーベルトより何倍も高い放射能地域で、住民は健康に生きよということですか。

 労災基準と市民の健康基準が、なぜ違うのでしょうか?

 違うのは、労災は労災被災者本人や、お医者さんや、弁護士の長いたたかいがあったのに、市民の放射能基準はこれまで、あまりたたかいがなかったということでしょうか。

 もっともっと、勉強しないと。


原発の本 安冨歩さん著『原発危機と「東大話法」 ー傍観者の論理、欺瞞の言語ー』明石書店、2012年1月

2012年03月06日 05時28分40秒 | 原発を考える1

原発の本 安冨歩さん著『原発危機と「東大話法」 ー傍観者の論理、欺瞞の言語ー』明石書店、2012年1月

 この本は、ものすごく面白くて、超おすすめです。なぜなら、「原発」という恐ろしい物を生みだした「心の闇」をリアルに、しかし、それと気楽に分かれるために描いているからです。しかも「東大話法」という現代日本の支配的詐欺言語を批判しながら、現役の東大教授です。

 以下、安冨さんが「制定」した「東大話法規則一覧」を紹介します。

規則1 自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する。
規則2 自分の立場の都合のよいように相手の話を解釈する。
規則3 都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事をする。
規則4 都合のよいことがない場合には、関係のない話をしてお茶を濁す。
規則5 どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも自信満々で話す。
規則6 自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱい批判する。
規則7 その場で自分が立派な人だと思われることを言う。
規則8 自分を傍観者と見なし、発言者を分類してレッテル貼りし、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。
規則9 「誤解を恐れずに言えば」と言って、嘘をつく。
規則10 スケープゴートを侮蔑することで、読者・聞き手を恫喝し、迎合的な態度を取らせる。
規則11 相手の知識が自分より低いと見たら、なりふり構わず、自信満々で難しそうな概念を持ち出す。
規則12 自分の議論を「公平」だと無根拠に断言する。
規則13 自分の立場に沿って、都合のよい話を集める。
規則14 羊頭狗肉。
規則15 わけのわからない見せかけの自己批判によって、誠実さを演出する。
規則16 わけのわからない理屈を使って、相手をケムに巻き、自分の主張を正当化する。
規則17 ああでもない、こうでもない、と自分がいろいろ知っていることを並べて、賢いところを見せる。
規則18 ああでもない、こうでもない、と引っ張っておいて、自分の言いたいところに突然落とす。
規則19 全体のバランスを常に考えて発言せよ。
規則20 「もし○○であるとしたら、お詫びします」と言って、謝罪したフリで切り抜ける。


 反原発の「助手」で有名な小出さんのことは、悪の組織ショッカー(東大)で改造されかかり、逃れて悪をこらしめる人として高く評価されています。そうなんですよね。

 「原子力村」あるいは「原子力マフィア」あるいは「原子力ファシズム」は、「仮面ライダー」が悲しいたたかいを挑む悪の権化「しょっかー」そのものですね。

 安冨さんは「本と映像の森31 安冨歩・本條『ハラスメントは連鎖する』2010年04月24日 05時41分08秒 | 本と映像の森」で紹介した「ハラスメント」の分析本の共著者です。

 『ハラスメントは連鎖する』と『原発危機と「東大話法」』を両方読んで、実際、原発事故は、起こるべくして起こった、権力による最大のパワーハラスメントであるということを実感します。

 『原発危機と「東大話法」』を読むと、安冨さん自身が、以前は「カエル男」で、妻の「タガメ女」に収奪されていた位置から、離脱して自由になったことがわかりました。そうなんだ。やっぱり、自分自身の体験なんですね。

 ぼくの妻は「タガメ女」ではないのですが、もし妻が「タガメ女」だったらという恐怖はよくわかります。そういうときは、たたかうのではなく、逃げるしかないです。

 この本で推薦されている、反原発の3人組、武谷三男さん、高木仁三郎さん、小出さんと仲間たち、みんな、ぼくの青春時代から中年時代の思想の骨格をつくってきた人たちです。

 こういう共感って、うれしいですね。

 


雨宮日記 3月5日(月) 浜岡原発永久停止裁判第4回口頭弁論でした

2012年03月05日 16時24分04秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月5日(月) 浜岡原発永久停止裁判第4回口頭弁論でした

 今日は午前11時から、雨の中、浜岡裁判の第4回口頭弁論でした。

 則子さんは、昨日印刷した重たい資料をバイクに積んで、でかけました。詳しくは、ブログ「浜岡原発永久停止裁判 静岡県西部」でごらんください。

 今日は裁判にテレビ局4社が来たので、夕方のテレビニュースで見られるかと思います。




浜松・放射線量測定情報 自宅定点A地点 3月3日(土)、4日(日)、5日(月)

2012年03月05日 16時14分37秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 自宅定点A地点 3月3日(土)、4日(日)、5日(月)

 2012年3月3日(土)14時39分、晴れ(雲30%)、風少し強い、気温13.6度C
 
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.045 μSv/h  
  最大値 0.051 μSv/h 
  最小値 0.040 μSv/h 

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.051 μSv/h 
  最大値 0.055 μSv/h 
  最小値 0.048 μSv/h 

 11回目から30回目、20回合計
  平均値 0,048 μSv/h 
  最大値 0,055 μSv/h 
  最小値 0.040 μSv/h 

 2012年3月4日(日) 15時20分、雨、微風
  
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.051 μSv/h  
  最大値 0.054 μSv/h 
  最小値 0.047 μSv/h 

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.049 μSv/h 
  最大値 0.056 μSv/h 
  最小値 0.044 μSv/h 

 11回目から30回目、20回合計
  平均値 0,050 μSv/h 
  最大値 0,056 μSv/h 
  最小値 0.044 μSv/h 

 2012年3月5日(月) 15時42分、曇り(雨上がり)、微風、14.7度C

 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.052 μSv/h  
  最大値 0.059 μSv/h 
  最小値 0.047 μSv/h 

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.048 μSv/h 
  最大値 0.053 μSv/h 
  最小値 0.043 μSv/h 

 11回目から30回目、20回合計
  平均値 0,049 μSv/h 
  最大値 0,059 μSv/h 
  最小値 0.043 μSv/h 





雨宮日記 3月3日(土) 父・節三さんの89才の誕生日でしたので、ケーキでお祝い

2012年03月05日 05時48分38秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月3日(土) 父・節三さんの89才の誕生日でしたので、ケーキでお祝い

 今の雨宮家は、父と次男のボクと、ボクの妻の則子さんと、ボクの次女のIさんの4人です。

 則子さんと話したのですが、4人それぞれ別々では、収入も生活も成り立たないので、4人が合わさって生活することで生きているんですね。
 
 ぼくの収入は月14万5千円、則子さんの年金は12万円、父の国民年金は5万円、次女のIさんは週5日間、ふつうにお店で働いても非正規なので、たぶん10万円以下です。

 一人ひとりでは生きていけないけど、4人で一緒に生活することで成り立ってます。

 数日前に、NHKの深夜ラジオで、雨宮カリンさんが「生活シェア」の話をしていました。つまり、一人では経済的に成り立たないので、一つの部屋を二人で借りれば成り立つ、という話です。

 経済的に、だけではなくて、生活的にも、ボクだけでは、成り立ちませんね。

 則子さんのような、お金の管理をして、いろんな支払いをして、ゴミだしをして、料理を作って、耳の聞こえない父の通院につきそって、という人がいないと、雨宮家は崩壊してしまいます。

  ☆

 父の誕生日なので、則子さんは、家の近くのケーキ屋さんで、ケーキを買ってきました。ぼくは、豆を自分で粉にひいて、自分でコーヒーを入れました。

 味にはうるさい、次女のIさんが「マックとかのコーヒーは砂糖入れないと飲めないけど、これなら、そのまま(砂糖無しで)ブラックで飲めるね」と言ってくれました。

 妻の則子さんが「こんなに、おいしいなら、喫茶店シーンに行かなくてもいいね」と言ったので「自分が入れるのと、他人が入れてくれるのとは違う」と言っておきました。

 ぼくのコーヒーは、むかし30年くらい前、名古屋の「名古屋勤労市民生協」=「めいきんせいきょう(名勤生協)」の職員のときに、生協の同僚3人で始めた「コープ喫茶」が起源ですね。

 当時の名勤生協の寮に住んでいたのですが、その寮の一角で、土曜の夜に、自主的な喫茶店を、同僚で元「コーヒー卸し」業者の矢島さんと、始めたのです。

 矢島さんから、コーヒーのおいしいいれかたを教えてもらいました。

 

 

原発の本 高木仁三郎さん著『原発事故はなぜくりかえすのか』岩波新書、2000年

2012年03月03日 05時28分32秒 | 原発を考える1

原発の本 高木仁三郎さん著『原発事故はなぜくりかえすのか』岩波新書、2000年

 高木仁三郎(じんざぶろう)さんは、知らない人は「もぐり」だというくらい「反原発」「脱原発」「原発ゼロ」(これらの言い方の「違い」、区別がつきますか?区別がわかっても意味ないですけど。ぼくは、すべて賛成です)の先駆者です。

 1961年に東大理学部化学科を核化学を専攻して卒業、日本原子力事業に入社しますが、1965年に退社、東大原子核研究所や東京都立大で研究者となります。

 高木さんは1973年に東京都立大を退職して、1975年に設立された「原子力情報資料室」の専従世話人となり「市民科学者」への道を歩み始めます。

 生涯をかけて原発問題に取り組み、2000年10月8日に大腸ガンで死去されました。

 この本『原発事故はなぜくりかえすのか』は、死去の二ヶ月後、12月20日に発行されました。

 「はじめに」で書かれているように、「1999年9月30日に茨城県東海村のJCO社のウラン加工施設の再転換工程において」おこった「臨界事故」「青い閃光」をきっかけに書かれました。

 たぶん、高木さんの最後の1冊だろうと思います。「遺言」?、そういう受け止めでも、間違いはないと感じる本です。

 「反原発」「脱原発」「原発ゼロ」など、原発反対のみなさんには必読の文献の一つだと思います。

 内容を明示するために、以下、本の目次を書き出します。 

  1、 議論なし、批判なし、思想なし
  2、 押しつけられた運命共同体
  3、 放射能を知らない原子力屋さん
  4、 個人のなかに見る「公」のなさ
  5、 自己検証のなさ
  6、 隠蔽から改竄へ
  7、 技術者像の変貌
  8、 技術の向かうべきところ

 目次に見えるように、高木さんは現状(絶望)と批判・未来(希望)とをワンセットとして叙述しています。

 2000年に出版された、この本の中で明確に「原子力村」という単語が使われています。

 「原子力村」という単語を使ったのは、高木さんが最初でしょうか?それとも先駆者がいたのでしょうか?

 いずれにしろ、原発ノーの立場の方には、これらの新書や文庫の高木仁三郎作品群は、必読ですね。

 収入に余裕のある方は、七つ森書館から発行された『高木仁三郎著作集』、全12巻、2004年発行、定価7万8千円、がおすすめです。ボクは年間収入200万円以下の「貧乏」階級ですので、購入できません。

 収入に余裕のない方は、住んでいる自治体の図書館で「読みたい」と請求してみてください。


雨宮日記 3月2日(金) 「雨宮智彦のブログ」のサブタイトルを変更しました

2012年03月02日 22時53分58秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月2日(金) 「雨宮智彦のブログ」のサブタイトルを変更しました

 これまでの「雨宮智彦のブログ 歴史・人間・自然・宇宙・日誌」からサブタイトルを変更して「雨宮智彦のブログ 古代・原発・人間・宇宙・日記」に変更します。

 今から操作して変更します。

  ☆
  
 写真は、上島のコーヒーと紅茶のおいしい喫茶店「シーン」で見た「壁抜け猫」です。壁抜けの得意なのは「幻魔大戦」の黒人少年ソニーでしたが、彼や異星のサイボーグ・ベガやムーンライトは、どこへ行ってしまったのでしょうか。ついに平井和正さんは、直接の続きは書いてくれませんでしたね。

 


 

雨宮日記 3月2日(金) 雨の「弥生」の日、だんだんと暖かになって

2012年03月02日 22時22分09秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月2日(金) 雨の「弥生」の日、だんだんと暖かになって

 則子さんは2月29日と3月1日、2日間、3/1ビキニデーの諸集会に参加して、いっぱい感じて帰って来ました。原発問題で安斎育郎さんのお話も聞いたようですが、「この本を読んでいたので、今回はよくわかった」と言ってました。(ボクが以前買った本で則子さんに貸した本です。高木仁三郎さんの名著『原子力神話からの解放』講談社α文庫、800円、です)。

 今年は原水禁運動も新たに原発廃止運動に取り組む年になります。そして、日本の社会や人間はこれでいいのかという視野も広げ行きたいと思います。 

 3月は和暦で「弥生(やよい)」です。

 弥生という語源を調べてみたら、「いやおい」で「いや+おい」、「いや」は古語辞典で漢字で「弥」と書いて「ますます」とかいう意味、「おい」は「生い」で植物が生い茂る様と言うことのようです。

 それで「弥生」と書いて「いやおい」と読んでいたのがなまって「やよい」になったというのが通説のようです。
 
 「弥生」といえば古代史ファンにとっては3月よりも「弥生時代」の方が大事。今日は一日中雨、気温も暖かくて、「弥生」というキーワードで、そろそろ古墳・神社巡りを再開しようかという気分になってきました。

 そういう気分も、3月5日の浜岡原発永久停止裁判第4回口頭弁論の準備で、資料作りや準備に忙しくて、なかなか古代史のことができません。

 裁判原告の方の家を3軒回って、それから図書館へ行って本を返して借りて、図書館の近くの知人宅でつくってもらった則子さんとボクの名刺、それぞれ100枚を取りにいきました。以前、家の近くのはんこ屋さんでつくってもらったときは、もっと高かったので「いいの?」と聞いてしまいました。

 今回のボクの名刺に、初めて「雨宮ブログ」の宣伝を刷り込みました。もっとも以前の名刺は、最初の原板が「雨宮ブログ」を始める前ですからね。

  ☆

 写真は娘のIさんが買って来た「チョロQ」です。ゼンマイバネで動いて、わが家の廊下をすごい勢いで疾走して壁にガンとぶちあたって転倒します。

 暖かくなってのんびりしたのと雨のため(一人では計測しずらいので)、うっかり「計測」し忘れてました。今から、真夜中深夜に「計測」しようか、どうしようか。もし計測したら、明日の早朝にアップします。

 

原発の本 森住卓さん写真集『風下の村』扶桑社、2011年12月、定価952円+税

2012年03月02日 05時57分30秒 | 原発を考える1

原発の本 森住卓さん写真集『風下の村』扶桑社、2011年12月、定価952円+税

 森住卓(もりずみ たかし)さんは、平和運動で世界の核実験場を撮影してきた方です。
 
 森住さんが福島原発周辺を取材して撮影した写真と文章の本です。

 読んでいて、見ていて、切なくて、悲しくて、怒りが沸いてきて、自分が揺すぶられる本です。

 

  


則子日記 2月29日(水) 静岡市での日本原水協集会に参加しました

2012年03月02日 05時51分55秒 | 雨宮日誌
則子日記 2月29日(水) 静岡市での日本原水協集会に参加しました

 今年も、1954年3月1日に太平洋ビキニ環礁でのアメリカ軍水爆実験の「死の灰」で被爆した「第5福竜丸」事件の日がきました。

 毎年、3.1前日の2月29日に「日本原水協集会」が開かれますので、今年も参加しました。

 智彦くんは、以前は参加していましたが、最近は60才になり、深夜勤務の仕事をしながら昼間行動するのが、つらくなったので、色々と精神的には支援してくれますが、無理に起きて参加することはしないようになりましたので、私一人での参加です。

 行きは、東海道線が、東の望月の方で踏切に車が入り込んで、乗った電車が静岡駅でストップしてしまったので、乗り換えて東静岡駅へ。今日の会場はグランシップです。

 日本原水協全体会では、被爆者の会の女性・中村雄子さんの自分の体験を通してのお話と、新婦人の会の会長・笠井さんの主催者あいさつが女性の目を通した発言で、心に残りました。

 今年は、男性の理論的な話より、女性の感性的な、命やくらしに密着した発言から、いっぱい学んだような気がします。

 帰って智彦くんと話をすると「情勢と任務だけではなくて、以前からの同レベルの運動ではなくて、まったく新しい高レベルの運動が求められているので、みんなで感性や感覚から鍛え直さないと、情勢が求めているぼくたちのレベルに達しないのかな」「」と言ってました。

 全体会のあとの、みんな分かれて出る分科会は「第五分科会 被災地支援と原発からの撤退、自然エネルギーへの転換をめざして」へ出ました。参加者150人くらいでした。

 とくに、がれきの問題で、東北の人からがれきを受け入れて欲しい、他の方からはがれきを受け入れるのは不安だ、との意見が出て、科学者で被爆者でもある沢田さんが「東京電力が責任を持って東京電力の敷地に処理すればいい。拡散させるようなことをすることはない」と発言していました。同感です。

 帰りも東海道線で人身事故があり、ストップしていました。

 今日中に、浜松へ帰れなかったら、どうしようと、不安になりましたが(夫や娘は、私がいなくてもどうにでもなるけど、夫の父の食事とか、どうするか心配なので)、東静岡駅から静岡駅まで相乗りでタクシーで行き、新幹線で帰りました。

 

浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月28日(火)、2月29日(水)、3月1日(木)

2012年03月02日 05時22分26秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月28日(火)、2月29日(水)、3月1日(木)

 2012年2月28日(火)15時46分、くもり、微風
 
  11回目から20回目、10回測定
   平均値 0.051
   最大値 0.060
   最小値 0.044

  21回目から30回目、10回測定
   平均値 0.046
   最大値 0.054
   最小値 0.041

  11回目から30回目、20回合計
   平均値 0.049
   最大値 0.060
   最小値 0.041

 2012年2月29日(水)16時44分、くもり(70%)、昨夜小雨、微風
 
  11回目から20回目、10回測定
   平均値 0.052
   最大値 0.060
   最小値 0.044

  21回目から30回目、10回測定
   平均値 0.045
   最大値 0.050 
   最小値 0.039

  11回目から30回目、20回合計
   平均値 0.048
   最大値 0.060
   最小値 0.039

 2012年3月1日(木)20時13分、晴れ、無風

  11回目から20回目、10回測定
   平均値 0.048  
   最大値 0.050  
   最小値 0.046

  21回目から30回目、10回測定
   平均値 0.048
   最大値 0.052
   最小値 0.044

  11回目から30回目、20回合計
   平均値 0.048
   最大値 0.052
   最小値 0.044

 

原発ニュース テレビ朝日の衝撃的テレビ番組「5日間」を紹介します

2012年03月01日 05時01分38秒 | 原発・放射能ニュース

原発ニュース テレビ朝日の衝撃的テレビ番組「5日間」を紹介します  

 ぼくの所属しているメーリングリストで紹介されていたテレ朝の番組です。  「20111228 メルトダウン5日間の真実(1)」

 下のアドレスで開きます。ぜひご覧下さい。

  http://www.dailymotion.com/video/xnbsx3_20111228-yyyyyy5yyyyy-y_news#rel-page-1


  http://www.dailymotion.com/video/xnbsxh_20111228-yyyyyy5yyyyy-y_news#rel-page-6
 

  古館一郎さんは、証言から地震で原発がかなり壊れたことを報道しています。

  そして「ホワイトボード」にその謎を解く鍵があるようです。

  午後3時37分に全電源喪失。

  夕方の5時50分に1号機建屋で放射線上昇で引き返す。津波で破損では早すぎる。津波は原子炉建屋内に入り込んでいない。地震による配管破損が原因ではないのか。