▽ 法然院参道 (左京区・鹿ケ谷御所ノ段町)

サクラ見物の大勢の人でにぎわう京都の哲学の道から
少々山側(東)に入ります。
お目当ては谷崎潤一郎の墓があることでも知られる法然院です。
この法然院の伽藍内は通常非公開ですが
春と秋の1週間だけ公開されます。
伽藍周辺等にはいつでも立ち入ることができ
それだけでも雰囲気等は十分味わうことができますが
できれば伽藍内を見てみたいと思っていました。



本堂や方丈庭園など見所がたくさんあるのはもちろんですが
本堂北側の中庭は心がときめくひとときです。
というのは、整然と植えられた三銘椿(五色散り椿・貴椿(あてつばき)・花笠椿)の巨木が
迎え入れてくれるからです。
美しく整備された庭に凛として咲く大輪のツバキ
しじまのなかに無音の音楽を奏でるように花びらが次々と落ちて
庭にも美しい模様をつくっていきます。
心のアルバムに貼りつけたい刹那です。

▽ サクラが咲く谷崎の墓 (肉眼ではきれいなサクラだったのですが・・・)


せっかくなので
谷崎潤一郎の墓にも掃苔(そうたい)していきましょう。
なお、ツバキの咲くこの時期
法然院近くの通常非公開の「安楽寺」「霊鑑寺」も公開されています。