このドラマには長年親しんだ。とりわけ同年代の子供を持つ私にとって、ドラマの中の純と蛍の成長は我が子の成長と二重写しになり、感情移入して見たものだ。育ち行く子供達、環境、テーマ、ストーリー、とイズレも絡み合ってファンも多かった。
その「北の国から」を先日の別刷りで読んだ。’81年からフジTVで24回放送され、その後も何年かおきに12回の放送された。テーマ音楽を聴くだけであの風景と純のナレーションが思い浮かび、懐かしさに涙さえ浮かぶ。涙には色んな思いがあって一行では書ききれない。
昨秋現地取材されたらしいこの記事は、純の職業をゴミ収集にした経緯やドラマ効果で変化した町や人の様子などおよそ2面に渡って書かれており「文・伊藤千尋」となっていた。 アレ!見覚えがある。ヤッパリ!Peace Boatで講師をしたあの記者だ。冒険好きジャーナリストとして知られ特派員をしていた中南米事情、東欧革命中の市街戦の体験談や本の作り方等を話し、仕事を楽しんでらした事を思い出した。
さて、脚本家の倉本聡氏は続編を作りたいと意欲を持ち筋も考えているらしい。今落ち込んでいる夕張市まで巻き込んだ展開にして市民を元気付けて欲しい。今年は暖冬で我が家の庭の霜柱は丸で元気がない。こんな冬こそドンと訪れたいが、北海道の「雪祭り」も雪不足で苦労しているようだ。TVで見た厳しい「北の国から」を体験すべく来冬こそツアーに参加しようか。が、冬の最中「北時計」でコーヒーは飲めるのかしらん。それにしても再、再放送、続編が待たれるな~。韓国版は賑やかなのに・。訂正:前回記事でNHKの賠償金は200万円でした。(kumarのホームページから)